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いのちの水 ブルガリアの昔話 世界傑作絵本シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2022/04/15 |
JAN | 9784834086560 |
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4
8件のお客様レビュー
末の王子は生きてもどれない道を行き、色々なドラゴンにあい、いのちの水をもらいしかも水のせいに銀色の指輪をもらいました。すると末の王子は元の場所にもどれました! もどると、一人の王子にふっとばされました…
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広い国を治める強い王は、永遠の命を与えてくれる水を欲して3人の王子にそれを探し出すことを命じた。分かれ道で「生きて戻れない道」を選んだ末の王子は、ドラゴンの親子や銀の国の魚、金の国の鳥を助け、そのお礼の鱗に助けられてついに大理石の白で水の精と出会う。お互いに惹かれつつも、水の精は...
広い国を治める強い王は、永遠の命を与えてくれる水を欲して3人の王子にそれを探し出すことを命じた。分かれ道で「生きて戻れない道」を選んだ末の王子は、ドラゴンの親子や銀の国の魚、金の国の鳥を助け、そのお礼の鱗に助けられてついに大理石の白で水の精と出会う。お互いに惹かれつつも、水の精は命の水と願いの叶う指輪を末の王子に渡す。分かれ道に戻った王子はそこでまだ旅から戻っていない長兄と次兄を指輪の力で呼び戻すが……。 ブルガリアの昔話を現地の自然や文化までも折り込んだ絵でいきいきと描いた絵本。 ******* ここからはネタバレ ******* 昔話なので、ストーリー展開にはなにも申せないのですが、ナントモツッコミどころ満載です。 まずはお父さんの王さま。 冒頭は定番ですね。広い国を治める強い王さまが、自分の「今」を継続したくて不死を望むという始まり。 でも、王という地位があってこその不死ではありませんか??不死を得ても引退してはその後の長すぎる人生が辛くありません? 父王の命を受けた3人の王子は旅立ちますが、伴も連れず、旅支度もありません。それでなくても応急育ちなのに、大丈夫なのかと心配になります(笑)。 そして王子たち。 分かれ道に戻ってきたものがわかるようにと指輪を置いていきますが、雨風に曝されるし、獣も来るでしょうし、王族の持ち物ですから、高級品のはず。他の人が持ち去ってしまうかもしれないことは考えなかったのでしょうか? そして末の王子が自己犠牲を発揮して「生きて戻れない道」を選びますが、最初にあったのがドラコンの母子。しかも燃える干し草のために洞穴で蒸し焼きになりそうになっているという状態。これを王子は「干し草を分けて」助けています。でもきっとまだ火は消えていませんよね。山火事になっていないといいと思います。 そしてそこで王子は母ドラゴンから「銀の国の王である兄に見せたら助けてもらえる」と鱗を一枚渡します。 殺して盗ったと思われなければいいなと思いました。 銀の国では銀の魚を助けてまたまた銀の鱗をもらい、金の国では翼が燃えている金の鳥を助けて金の国の王(ドラゴンの長兄と思われる)から金の鱗をもらいます。 そして、ついに大理石の城の水の精のところに行くのです。 この大理石の城がナントピンク!!ファンシーです。 末の王子に一目惚れした水の精ですが、王子のために「命の水をあげると良くないことが起こりそう」と思いながらも、水と、右手にはめると何でも願いの叶う指輪をあげます。 この指輪を王子は最初、胸にしまっておいたんです。すぐに右手にすればいいのにって思いました。 そして、王子も水の精が好きになったのに別れたんです。なぜでしょうか?王位が欲しかったのでしょうか?お父さんが重い病とかなら共感できるのですが……。 そして結局分かれ道まで指輪の力で戻って、まだ戻らない長兄次兄を呼び戻したのですが、長兄に指輪を奪われて生きて戻れないところに飛ばされてしまします。 でも最初に「生きて戻れない道」を進んで着いた子どものドラゴンのところに戻ったんですよね。 なぜか??王子が指輪を奪われたために母ドラゴンもその兄の銀の国の王ドラゴンも金の国の王ドラゴンも死んでしまいました。責任重大です。 そして、命の水と指輪を奪った長兄は次兄とともに城に戻り、長兄は王位をもらいます。 それでも水の精に関心を持った長兄は水の精を呼び出して結婚を迫るのでした。 あれ???長兄は妻帯だったはず。 隣の国の姫と結婚した次兄にも旅の前には婚約者がいたはず……。 さらにですね!!金の鳥の助けで指輪を取り戻しお城に戻った末の王子に王さまはこう言うんです。 「大切な おまえを うしなうところだった」 命の水欲しさに3人の息子を旅出させたのに、今さら??? そして、結果として王さまは王位を末の弟に譲ったとありますが、いやいや命の水を持ち帰った長兄に先に王位を渡していませんでしたか? そうしたら今の王は長兄ですよね???と謎がたくさんです。 末の王子は水の精を妃に迎えて幸せに暮らしたそうです。 ……が、王さまはどうなったのでしょう??不死になって幸せになったのでしょうか??そこのところも知りたいものです。 この物語の展開で不思議に思ったのが、冒険の描かれる順序です。 分かれ道のあと、たいていの物語なら、まず長兄、次兄の失敗から描きますが、この物語ではいきなり末の弟を描いています。ページ数の問題だったのでしょうか??少し驚きました。 昔話なので、仕方ないのでしょうけど、うーーーーん、良書か?と言われると微妙です。 私自信は、あまりトキメキませんでした。
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8歳4ヶ月の娘 5歳4ヶ月の息子 やっぱり昔話って 惹き付けるわ~ じっくり聞いてた 繰り返し技法?もあって こういうのが子ども好きなんだよな 冒険わくわくも 長い話だけど 読み聞かせには ぴったりだと思う
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