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アフリカから始める水の話
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
| 発売年月日 | 2022/04/15 |
| JAN | 9784326248520 |

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商品レビュー
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元外交官の石川氏と農水省職員の中村氏の著作。てっきり中村氏の専門性・見識がベースになった世界めぐりかと思いきや、あとがきによれば本編は全て石川氏によるものらしい。博識にびっくり。こういう本が書けるのはいいなぁ。 以前、『川と人類の文明史』も読んだが、それが冗長かつややアメリカに...
元外交官の石川氏と農水省職員の中村氏の著作。てっきり中村氏の専門性・見識がベースになった世界めぐりかと思いきや、あとがきによれば本編は全て石川氏によるものらしい。博識にびっくり。こういう本が書けるのはいいなぁ。 以前、『川と人類の文明史』も読んだが、それが冗長かつややアメリカに偏っていたのに対し、より関係かつ端的に世界のことを記述していて感銘を受けたし(ややアフリカが多めではあるが)、それでいて読みやすく、読み物としても薦めやすいと思った。 (P.2) 世界と比べてみれば、確かに日本は「湯水のごとく」と言う通り、水と安全はタダ、ということでやってきた国だと納得できる(時に水争いはあれど)。 (P.10) 温暖化による北極航路。商業的メリットがあるとしても、中国がグリーンランドと関係強化したという動き、食べ残し廃棄による生態系(海洋環境)への影響。 (P.17) 地球は水資源に恵まれているが、「地球上に存在する水の97.4%は海水が占めている(つまり淡水は2.53%)、しかも淡水の多くは南極大陸、北極の氷河、山頂の氷河あるいは地下の帯水層にあり、河川、湖沼、地表に近い地下水など人間が容易に使える水はわずか0.01%にすぎない」とのこと。 (P.20) アラビアの緑化に苦労した向後元彦氏が、海水を使えばと着想して「マングローブ林」での緑化を進め、クウェイトのみならずベトナム、エクアドル、ミャンマーでも植林を続けているとのこと(知らなかったなあ)。生態的に適合した植林方法のみならず、幼木が放牧されているラクダに食べられないように長老と話すなどの民俗学的要素も取り入れて。 (P.33) マチュピチュは日本からの移民が観光地としての基礎が築かれたそう。1917年に福島からペルーに移住した農地氏が定住し、密林開拓、道路整備、畑をつくり、川から水を引いてホテル開業し、集落の行政官にまでなったと。(知らなかった) (P.62) 前述『川と人類の文明史』にも(初めのほうに)でてきた、エジプトのナイロメーターの話。古代エジプトの時代からナイルの水位を測る施設(ナイロメーター)を上流から点々と下流まで設置した。 (P.77-78) ナイル川のエチオピア・ルネサンス・ダム。エジプトの政治的混乱(2011年、イスラム現地主義の政権が誕生して混乱)による国際的地位の低下の現れ、と。当時のモルシ大統領が「戦争は望まないが」と述べたとはいえ、「具体的力の裏付けがない強硬発言は国際社会では相手にされない」というのも元外交官ならではの指摘。米の仲裁も求めてきたがエチオピアは取り合わず、2020年7月に注水開始、と。 (P.84) 1960年、アスワンハイダム建設着工。1970年に完成し、エジプトとスーダンの農業振興、ダム湖では漁業が生まれた、等の効能があったが。下流で洪水が起こらなくなったことで農地の土壌塩分がフラッシュされず蓄積される、肥沃な土壌がダムでせき止められるようになる、等。 (P.90) メコン川の話。上下流対立に加え、ラオス内線、ベトナム戦争、カンボジア内戦という冷戦期の戦争の最前線、カンボジアではポルポト政権の時代の経験、そして中国の存在、社会主義国家3か国の存在という、特異な現代史・国際環境の中にあると指摘。(それもそうだな) (P.132) スエズ運河への日本の協力、日本企業(水野組、現・五洋建設)の貢献 (P.153,162) 現代社会・国際連携における日本の水と衛生分野での貢献(世界をリート) (P.195) 石川達三『日蔭の村』、やはり読みたい。村長が帝都のためと決断して村民たちを説得しているのに、東京市・内務省の冷淡な対応をしていること、それに翻弄される村人の人生。 (P.201) 愛知用水。知多半島を故郷とする篤農家(久野庄太郎)と農業高校教師(濱島辰雄)が夢を追い、緻密な調査と地べたを這うような活動をして「愛知用水」を実現。精緻な地図、昭和23年に愛知用水開発期成会。政治家や農林省への働きかけ、吉田茂首相への陳情、戦前の人脈から世銀 副総裁との面会・融資取り付け。水源地候補となった王滝村を繰り返し訪問、説得。昭和36年9月通水。
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