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八本目の槍 新潮文庫
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八本目の槍 新潮文庫

今村翔吾(著者)

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八本目の槍 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/04/26
JAN 9784101039411

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八本目の槍

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商品レビュー

4.4

109件のお客様レビュー

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2022/06/08

最新史料に基づく新解釈の戦国絵巻!

2022年6月読了。 購入はずっと前だっが、楽しみに取っておいた…けど、「幸村を討て」で一気にこの作家の魅力に惹き付けられ、直ぐに読んだ。 新しく見付かった一次史料等も織り込ませて、もう書く事が無いだろうと云うくらいに沢山の小説や映画で取り上げられてきた秀吉~家康の時...

2022年6月読了。 購入はずっと前だっが、楽しみに取っておいた…けど、「幸村を討て」で一気にこの作家の魅力に惹き付けられ、直ぐに読んだ。 新しく見付かった一次史料等も織り込ませて、もう書く事が無いだろうと云うくらいに沢山の小説や映画で取り上げられてきた秀吉~家康の時代を、全く新しい発想・視点から描き出した、大変に優れた連作短編集である。 確かに「賤ケ岳七本槍」自体は有名だが、その一人一人に着目した小説は意外と少なかったかもしれない。 その七人の青春時代(出逢い)から人生や様々な想いに至るまでを緻密に描くことで、実はその七人と密接な関係に有った「八人目」の石田三成を、鮮烈なイメージで浮かび上がらせる、この手法は素晴らしかった。 主題の七人も、それぞれ複雑な事情やコンプレックスを抱えて何とか生き延びてきたが、過去を振り返る時には必ず傍には佐吉(=三成)が居て、「今にして思えば…」と感慨を持つ者や、「あの時自分が賛同してあげたら…」と後悔する者も居て、最後には「佐吉が、この日本と云う国に本当に必要だと云うもの」とは…が浮かび上がってくる結末には、気宇壮大な理想が表され、感嘆せずには居られなかった。 勿論、現実に石田三成がそんな「日本の未来は〇〇〇〇が良い」とまで考えていたとは、全く思わないが(その時点の南蛮国にすら欠片も無い思想)、何かと評価を貶められがちな彼であっても、これだけの事を実行し、後世の事まで考えていたのかもしれないと云う歴史小説ならではの浪漫は、読者の心を掴んで離さないだろう。 歴史小説の世界を全く新しい視点で照らし、「まだまだ我が国も(歴史も)捨てたもんじゃない」と思わせてくれた作者には、最大級の感謝を送りたい。 「幸村を討て」はかなりミステリーの要素が強かったので、本書は「これぞ新しい時代の歴史小説だ」と万人にお奨め出来る作品だと強く思った。

左衛門佐

2026/05/26

おもしろかった。各章で賤ヶ岳七本槍の一人が主役を務め、それぞれの視点から石田三成という人物が描写されるのだ。三成は主役ではないが、むしろ彼一人を主役に据えるよりも鮮やかに、かつ豊かに彼の人物像が浮かび上がる。ある章で語られた出来事が、別の章では異なる人物の視点で語られることで、物...

おもしろかった。各章で賤ヶ岳七本槍の一人が主役を務め、それぞれの視点から石田三成という人物が描写されるのだ。三成は主役ではないが、むしろ彼一人を主役に据えるよりも鮮やかに、かつ豊かに彼の人物像が浮かび上がる。ある章で語られた出来事が、別の章では異なる人物の視点で語られることで、物語の重層性が増している。 賤ヶ岳の七本槍というと、有名な加藤清正と福島正則くらいしか頭に浮かばなかったが、調べてみると、とても個性的な面々だった。史実とフィクションの微妙なバランスが時代小説の醍醐味で、その意味でも読み応えのある一冊だった。

Posted by ブクログ

2026/05/21

素敵な作品に出会いました 展開というか見せ方が憎いです 少しずつ明らかになる タイトルの意味を最後に知る時 全てが腑に落ちました

Posted by ブクログ

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