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弱法師 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2022/04/05 |
| JAN | 9784309418834 |
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弱法師
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
めっっっっっちゃ面白かった 中山可穂さんの小説読んだの初めてかも この地味なタイトルに騙されず色んな人に読んで欲しい ちょっと前にXで「恋愛関係じゃない愛を書いた物語が読みたい」といってるポストが伸びてたような気がするが(流浪の月など)、そういう人にマジでおすすめ 筆力もすご...
めっっっっっちゃ面白かった 中山可穂さんの小説読んだの初めてかも この地味なタイトルに騙されず色んな人に読んで欲しい ちょっと前にXで「恋愛関係じゃない愛を書いた物語が読みたい」といってるポストが伸びてたような気がするが(流浪の月など)、そういう人にマジでおすすめ 筆力もすごいしストーリーテリングも巧みで、先が気になりすぎて食事中まで文庫本を手放せなかった経験初かも
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分は男を愛せない女なのだと、求めているのは男ではなく女なのだと、それだけは口が裂けても言えるはずがない。求めても得られないものはいつしか求めなくなるものだ。わたしはこうして諦めてきたのだ。愛という言葉を自分の辞書から葬ってきたのだ。そうして独りで生きることに決めたのだ。 卒塔婆小町(再読) 薫子おばさんはスプーンでクリーミーな液体を掬い、ひとくちずつ母の口まで運んでやっている。つめたい、と母が顔をしかめると、ごめんごめん、と言っておばさんがいったんスプーンごと中身を自分の口に入れ、温度を調整してから再びそれを母の口に運ぶ。 浮舟(再読)
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剥き出しの無垢な精神が不器用に傷ついているさまに触れると、不意にざっくりと斬りつけられることがある。(P.121) 「人間嫌いだと言うひとに限って、人間が人一倍好きなんですよ。期待しすぎて裏切られるから嫌いだなんて言うんだ。僕も同じだからよくわかる」(P.149) 愛はおいしく、そして栄養満点です。(P.156) だがどんなに順調なときにも、破調は目に見えないところから食い込んで、次第にほつれの範囲を広げていく。(P.160) あまりにも長く待ちすぎたものがようやく目の前に近づいてきたとき、人間は喜びよりも先に恐怖に陥ってしまうのかもしれない。(P.187) 音楽はただ甘いだけの毒ではない。世界はただやさしいだけのゆりかごではない。(P.225) 直球は受け止めるのに力がいる。(P.274)
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