君のいない世界に、あの日の流星が降る スターツ出版文庫

いぬじゅん(著者)

• 販売会社／発売会社: スターツ出版
• 発売年月日: 2022/03/28
• JAN: 9784813712411

商品レビュー

2025/01/19

白山月穂
長野県の市内からあまり人が足を運ばないはしっこの町にあるバスでしか行くことができない星の里高校に通う。

村岡麻衣
月穂とは一年生のときから同じクラスで、いちばん仲がよいクラスメイト。入学以来ずっと空翔に片想いをしている。

日比谷空翔
「んだよ」が口ぐせ。童顔で人懐っこい笑顔はクラスでもムードメーカー的存在。

星弥の母

月穂の母

月穂の父

長谷川樹
高校の近くにある小さな図書館の館長。

皆川星弥
病気が進行し、七夕の日に亡くなった。

松本
クラス委員。

希美
中学三年の時のクラスメイト。ダンス部部長。

片倉朋
希美の後輩。

米暮
元友達。

深川リナ

流星
星弥の兄。

溝口遥
天文台の職員。三十二歳。

2024/12/06

亡くなった恋人との思い出から抜け出せずに生きている月穂

夢で過去の記憶を見るようになりそこで過去を変えられるかと思い行動する

2024/12/03

「雨は思い出を連れて」
夢の中でぐらいキミと。
一年経ったからといっても、まだまだ止まったままの時を過ごしていて歩み出すことが出来ない人もいるだろ。

「カウントダウンが聞こえる」
夢の中でも告げられて。
忘れてしまうのではなく、想い出として心のどこかに生きていてくれるように過ごして欲しいのかもしれない。

「小さな決心」
奇跡を起こすためにも。
同じ結果を目の当たりにしたとしても、当時とは違う点が有る限り希望を捨てることなく動くしかないだろう。

「図書館の星空」
抜け出した先で向かう。
当時の自分に伝えることが出来ないうえに、その出来事を忘れてしまっているからこそ現実は違うのだろうな。

「夢にも思わない」
結末は変わらないまま。
違和感は本人が一番気付いていたからこそ怖さもあっただろうが、自分の好きなように生きたのかもしれない。

「君のために星がふる」
最期は再び訪れるけど。
別れがくるのが分かっていたとしても、二度目だからこそ取り乱したけれども受け入れることができたのだろ。