いきもの六法 日本の自然を楽しみ、守るための法律

山と溪谷社いきもの部(編者), 中島慶二(監修), 益子知樹(監修)

• 販売会社／発売会社: 山と渓谷社
• 発売年月日: 2022/03/25
• JAN: 9784635590518

商品レビュー

2024/08/03

図書館で発見し、気になった『いきもの六法 日本の自然を楽しみ、守るための法律』(山と渓谷社いきもの部)。

「生き物に関わる法律ってそういえば読んだ事なかったなー」と思い始めて手に取りました。(他の法律内容もそんなに読んでないけど)。

ちょっとかたい内容だから、読んでて何回か寝かけたけど読み切った……！

獲ったり、飼ったりするだけで法律違反、書類送検された例が割と最近都のものまで載ってて、まぁビックリ。

家で2週間鑑賞して自然に戻したとしてもOUTな例もあるから、本当に気をつけなきゃならない。

ただ、「今獲れたこの行きものってもしかして…」と思い、行政機関に相談する事はOKなんだそう。

つまりは、生き物の生態系を守るために、それが害される可能性のある行動を起こさない事がポイントなんだなって読んでて、なんとなくではあるけどわかってきた。

まぁ、私自身、釣り、狩猟、植物採集はしませんし、珍しいものを見つけた時に写真撮影するぐらいだから特に問題は起きないと思うけど……

「家族・友人に見せるために持って帰ろう」っていう気持ちが芽生えないとも限らないから、気をつけないと。

【知らないだけで、実は存在するルール】を知らないままに破って書類送検なんて馬鹿らしい話だものね。

2023/10/20

野生生物保護に関する法律を広く浅くといった感じの内容。生物の採取をする人はよく知っておいたほうがよい。
アメリカザリガニやアカミミガメは2023年の６月から条件付き特定外来生物に指定されたが、それより前に出版された書籍のためその内容は反映されていない。
そういった感じで、法律は改正されるものなので常に情報収集と知識のアップデートが必要。
あと誤植も多かったのでそれも含めて、多数の法律改正後の改訂版は待ったなし！

2023/06/11

生物の法律について知りたかったけど、どちらかというと生物の採集、飼育、釣りとかする人が読むと良さそうな本だった。
でも、
・主な生物の法律について知れる
・その法律により守られたり駆除対象になったりする動植物を知りたい時、検索方法がわかる（本のデータは古くなるから新しい情報を得ることが重要）
・法律により何重にも守られてる動物がいる
・ちょうど国立公園のボランティアをしているから区域の意味がわかった
・小笠原に行く時に発光キノコがおることを知れた
とか読んでよかったこともたくさんあった！