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AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか
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AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

川村秀憲(著者), 大塚凱(著者)

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AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 dZERO/トランスビュー
発売年月日 2022/03/20
JAN 9784907623500

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2022/11/26

俳句を生成するAIを通じて「知能」について考えることができる。 【概要】 ●コードと歳時記 共有認識による会話の成立、コモンセンスの欠如 ●記号と意味 助詞の問題 ●教師データと逸脱  正解・不正解の問題、AIと人間の関係性 ●チューリングテストと句会  環世界の概念、コンテク...

俳句を生成するAIを通じて「知能」について考えることができる。 【概要】 ●コードと歳時記 共有認識による会話の成立、コモンセンスの欠如 ●記号と意味 助詞の問題 ●教師データと逸脱  正解・不正解の問題、AIと人間の関係性 ●チューリングテストと句会  環世界の概念、コンテクスト ●無意識と感情  身体性の特徴 【感想】 ●人とAIの違いについて、俳句の世界からAIを見ることによって、AIの教科書的な本には載っていない気付きが得られた。

Posted by ブクログ

2022/08/10

AIは絵も描くようなニュースもあるが、言葉をつなぎ合わせてなんとなく、それなりな俳句をできるようになったのは驚きだった。固有名詞は得意で、隠喩は苦手というか、理解できないらしい。 素人がなんとなくすることと、AIは同じレベルになったのではないかと感じた。 俳句を詠むと書くが違...

AIは絵も描くようなニュースもあるが、言葉をつなぎ合わせてなんとなく、それなりな俳句をできるようになったのは驚きだった。固有名詞は得意で、隠喩は苦手というか、理解できないらしい。 素人がなんとなくすることと、AIは同じレベルになったのではないかと感じた。 俳句を詠むと書くが違う、ということと、AIで選句はできないということは参考になった。また、助詞の使い方など、なんとなく対応してきたことも考えさせられた。

Posted by ブクログ

2022/07/06

対談形式で書かれた本。個人的には読みにくくて好きではない。一章はつまらなく感じたが二章あたりから面白く感じたので、一章をさっと読み飛ばしてみるのもオススメ。 以下メモ ・物語の主人公=作中主体。俳句は伝統的に虚構を前提としないので、作中主体=作者という読み方がされてきた。 俳...

対談形式で書かれた本。個人的には読みにくくて好きではない。一章はつまらなく感じたが二章あたりから面白く感じたので、一章をさっと読み飛ばしてみるのもオススメ。 以下メモ ・物語の主人公=作中主体。俳句は伝統的に虚構を前提としないので、作中主体=作者という読み方がされてきた。 俳句は作者の境遇を語るものという考え方が根強く残っている。しかしAIが作った俳句の場合、「作者はこう思ったに違いない」「こういう状況だったに違いない」の、「思った」とは何をさしているのか。 AIは作中主体のほうがしっくりくる。 ・声や文字には意味がくっついてくる。人間には当たり前だがAIにとっては簡単ではない。罪と林檎が並ぶと多くの人はアダムとイヴの神話を思い浮かべる。AIには難しい。シンボルグラウンディング(記号設置)問題。 意味を知らないままどうやって俳句をつくるのか。 組み合わせを学ぶ。林檎の次にどんな言葉が来る可能性が高いのかを学ぶ。意味を数値化する。それぞれの語を意味の座標軸で捉える。例、おとうさんから男性を引いて女性を足すとおかあさん。イギリス引くロンドン足す東京は日本。 これは入力モードが言語だけ。林檎はどんな色をしているか。赤色とはどんなものか。人間は視覚や聴覚など複数の感覚で情報を取り入れている。ディープラーニングの手法としてマルチモーダル(複数のコミュニケーション様式)へと向かっている。 ・AIで俳句を詠むことに意味があるのか。人間が俳句を詠むこと自体に意味がないとも言える。俳句とはあいさつである。 Siriに話しかけて答えが返って来ても対等感がない。コンテクスト(文脈)が共有されてないから。リアリティが感じられない。 二日酔いでからだがだるいといった気分もコンテクストの一つだがAIには非現実的。

Posted by ブクログ

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