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キネマトグラフィカ 創元文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2022/03/19 |
JAN | 9784488804015 |
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商品レビュー
4.3
14件のお客様レビュー
平成元年に映画会社に入社した6人が、平成の終わり頃に再会する。入社した頃には、映画もフィルムの時代なのだが、往年の人気作品のフィルムが、地方各地でのリバイバル上映であわやダブルブッキングという大騒動が持ち上がる。この窮地において、若き日の彼らが30㎏もあるフィルムを担いで新幹線に...
平成元年に映画会社に入社した6人が、平成の終わり頃に再会する。入社した頃には、映画もフィルムの時代なのだが、往年の人気作品のフィルムが、地方各地でのリバイバル上映であわやダブルブッキングという大騒動が持ち上がる。この窮地において、若き日の彼らが30㎏もあるフィルムを担いで新幹線に乗ってリレーするという共通体験が軸になって、6人それぞれの独白で物語は進んでいく。 平成初期の各地方の描写とか細かいところも面白いが、登場人物の個性が際立っているとこがなんともいい。どんなふうに育ったかや映画への思い(熱い思いを持つ人から、ほどほどの興味の人までいろいろ)、そして、お互いがお互いをどう捉えているかが書かれているから、多面的にその人が浮かび上がってくる。しかも、20代だった昔と50代の今が交錯するから、年月を超えてのその人の人となりを感じることになる。そのうち、直接は書かれていない、彼ら彼女らの人生の転機で何があったのかにさえ、思いをはせることにもなる。 特に女性のキャラクターがいい。脇役、悪役に至るまで、人物がすごく立体的だ。平成という時代に、こんな彼女たちがそこかしこにいたのでは、と思ってしまう。 それから、理不尽に耐えて、時には心身を削って、歩き続けた結果、たどり着いたのはここなのか・・・と、もう、若くないという自覚と共に自分に問いかける瞬間は、とても苦く、怖ろしい。これは、きっと性別に関係がない話だ。私は、咲子ほど懸命でも、がむしゃらでもなかったけど、それでも怖ろしい。だけど、この物語の終わりは、その怖ろしい問いかけを、ふんわりやさしく包み込むようなものでした。
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全くキャラクターのちがう6人の映画会社の同期のお話。どの人物も魅力的なところ、あれっ?と思うところがあり、全員に好感が持てる内容だった。個人的には、特に麗羅が好きでした。 女性はお茶汲みして男性のサポートとして働くのが当たり前のこの時代の女性の働き方を思うと本当に苦しい気持ちにな...
全くキャラクターのちがう6人の映画会社の同期のお話。どの人物も魅力的なところ、あれっ?と思うところがあり、全員に好感が持てる内容だった。個人的には、特に麗羅が好きでした。 女性はお茶汲みして男性のサポートとして働くのが当たり前のこの時代の女性の働き方を思うと本当に苦しい気持ちになりますね。 続編も読んでみたい。
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出だしつまずきつまずきでしたが、作り方は5人それぞれの、同時期に想いを伝える手法ですみずみ読めましたま。なんか対象が全員が麗羅だから、それと全員が見られる分浅くてもっと咲子を見たかったなと思った。その時に出ていた映画フィルムの手法に扱い方に、当時の支配人とか新鮮でした、というか知...
出だしつまずきつまずきでしたが、作り方は5人それぞれの、同時期に想いを伝える手法ですみずみ読めましたま。なんか対象が全員が麗羅だから、それと全員が見られる分浅くてもっと咲子を見たかったなと思った。その時に出ていた映画フィルムの手法に扱い方に、当時の支配人とか新鮮でした、というか知らない事が多い自分である改めて恥ずかしい。井蛙大海を知らずですね。思い入れがない分に捕まえきれずに終わった感が大ですね、息子の本当に?の意味がお母さんの仕事をやめて欲しいと言う事ですか?
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