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スッタニパータ ブッダの言葉 光文社古典新訳文庫
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スッタニパータ ブッダの言葉 光文社古典新訳文庫

今枝由郎(訳者)

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スッタニパータ ブッダの言葉 光文社古典新訳文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2022/03/15
JAN 9784334754594

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スッタニパータ ブッダの言葉

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4.3

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2026/02/07

作品情報 タイトル:スッタニパータ/ダンマパダ 形式:電子書籍(Kindle Unlimited, 光文社古典新訳文庫) かかった時間:約4時間 読みやすさ:★★★★★ スッタニパータ - 光文社 ダンマパダ - 光文社 選書理由 仏教ではどのようなアプローチで「幸せ」...

作品情報 タイトル:スッタニパータ/ダンマパダ 形式:電子書籍(Kindle Unlimited, 光文社古典新訳文庫) かかった時間:約4時間 読みやすさ:★★★★★ スッタニパータ - 光文社 ダンマパダ - 光文社 選書理由 仏教ではどのようなアプローチで「幸せ」に近づくのかを知りたかった。 読み方に関する振り返り 文章が非常に読みやすく、そこまで苦労せずに読めた。 感想 ① テンポの良さと口承性の魅力 『スッタニパータ』と『ダンマパダ』を続けて読むと、まず感じるのはそのテンポの良さだ。 同じ構造の文が、例や比喩を変えながら幾度も繰り返される。 これらの経典が最初は文字ではなく声で伝えられていたことを思えば、このリズム感は単なる文体ではなく、唱えやすく、伝承しやすい仕掛けだったのだろう。 知恵を広めるための実用的デザインである。 ② 生きること自体が苦だから、「生にまつわる活動や感情に執着をするのをやめよう」という実践のラディカルさ 苦しみの原因は「生きるという行為そのもの」にある。だからこそ、そこに執着しすぎず、離れていこうとする発想は、やはり抜本的でワイルドだと思う。 食欲や色欲への執着を戒めるのは理解できるが、仏陀はさらに踏み込み、人間関係や感情そのものにまで「執着するな」と説く。その対象範囲が、ほぼ「生」に関わるすべての活動に及んでいることも驚きだ。 とはいえ、いきなり活動や感情を消滅させよということではないだろう。私の理解では、まず「自分がどんな活動によって、どんな感情(特に苦しみの感情)を生み出しているのか」を知る。そのうえで、活動を少しずつ減らし、距離を取り、精神的にも感情を抑えていく。そんな段階的なステップがあるように思う。 一見、仏教のアプローチはあまりにラディカルで、「そんなの誰にもできないよ」と思ってしまう。しかし、自分の苦しみの原因を認識するという部分に限って言えば、仏教の実践は決して遠いものではなく、むしろ日常の中でも意外と実践できると感じる。 一方で、「死ぬこと」は推奨されていないのも不思議だった。生きていることそれ自体が苦しいのであれば、死ぬのがコスパがいいのでは?という当然の疑問がわいてくるからだ。 おそらく、死んでも輪廻が続くため、苦から完全に逃れることはできないので、ここでッッ終わらせてやるゥといった主人公的なマインドなんだろうか。 ③ 「生は苦」という現状認識の鋭さと、他の思想との対比 そもそも「生きることは苦しい」この現状認識そのものに、やはり唸らされる。思わず「釈迦、なんかあったん?」(貴族だったらしいけど…)と肩を叩きたくなるが、たぶん本当にあったのだ。 方丈記を読んだときにも感じたが、古代の社会は今よりずっと生存自体がハードモード。戦乱、飢饉、疫病、差別。そんな中で「生そのものが苦」と感じるのは、当然の帰結だ。 生への現状認識だが、文化圏ごとに異なるのも興味深い。岡倉天心『茶の本』では、それぞれの思想家の生への現状認識を紹介していた。孔子は「酸っぱい」、禅は「甘い」、仏陀は「苦い」と喩えられていた。同時代の西洋では、アリストテレスが『ニコマコス倫理学』で生を「美しいもの」「完成されたもの」「快いもの」として肯定している。 あなたはどう感じるだろうか? おわりに 自分の感情の在りどころ、そしてその原因を明確にする。仏教で徹底された実践は、非常に有用だ。ぼんやりとした不安や、言葉にならない具合の悪さ。それがどこから来ているのかを見つめる時間を、意識的に持てたらと思う。

Posted by ブクログ

2025/01/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

81 偈を唱えることに対する報酬として食べ物を受け取らない 110 ジジイが幼い女をモノにして嫉妬するのは破滅の門 141 来世では、の表記あり

Posted by ブクログ

2024/04/07

本書はゴータマ・シッダールタの言行録という体裁を取るが、形式も、議論の詳細さも、ゴータマの呼称でさえもバラバラで、何の説明もなく過去生での発言まで採録されるという有様であり、かなり雑多な内容の寄せ集めという印象は拭えない。それでも何度も何度も繰り返されるゴータマの決め台詞はとても...

本書はゴータマ・シッダールタの言行録という体裁を取るが、形式も、議論の詳細さも、ゴータマの呼称でさえもバラバラで、何の説明もなく過去生での発言まで採録されるという有様であり、かなり雑多な内容の寄せ集めという印象は拭えない。それでも何度も何度も繰り返されるゴータマの決め台詞はとても印象的で、力強いものが多く、長い歴史を何とか生き抜き、19世紀ヨーロッパで一大ブームを巻き起こしただけはあると思えるような、書物としての強さを感じる。 内容としては第4章が群を抜いて高度な議論が展開され、一見するとその他の章の紋切り型で表面的な議論と矛盾するような主張も散見されるが、そのこと自体も本書の魅力であり、精緻な体系化への誘惑を後世の人々に与えずにはおかなかった重要な要素であろう。 バラモン教内部から発生した沙門の一人としてのシッダールタがどのように自らの学説を正当化していったのか、新宗教の発生において関心を引くところであるが、本書で展開されるゴータマの戦略は非常に興味深い。それは一切の論争を拒絶するものである。論争は、必ず自説への執着を伴い、同時に相手の説への軽蔑を生じる。これは苦しみを生むものであるから、自説が優れているとか、相手の説が劣っているとか、言ってはならない。論争を挑もうとするものに対しては「ここにはあなたの論争相手はいない」(297ページ)と答えることになる。論争は非難と称賛を生じさせるだけで真理とは何ら関係がないとシッダールタは考えたのである(316ページなど)。しかしそれは負けを認めることを意味しない。論争を行わないことこそ真理を理解したものの振る舞いであるとし、暗に自らの始めた宗教の優位性を説くのである。まさしく戦わずして勝つということを地で行くわけである。面白いのは、自分を他人と等しいと思うことも、優劣を競うことと同じであるとし、相対主義をきっぱりと否定していることである。自他の説を同程度に正しいと考えることも、やはり自説に執着していることに変わりはなく、真理が多数あるか、あるいは全て誤りである、という結論にしかならないのであって、必ず矛盾を生むからである(320ページなど)。こうした理論構成は見事であるというほかない。 一方で、シッダールタの主張は論理的な正しさに終始するものではなく、あくまで実践に基づくものである。「ある人たちは、真理を知り、見ることだけで心の清浄が得られると考える。しかし知ること、見ることがなんの役に立つだろうか」(321ページ)。しかもその正しさは形式的に評価されるものではない。つまり、評価すること自体がすでに迷妄であり、それゆえ、「戒律や請願、悪行や悪行を捨てよ。浄不浄を気にかけなければ、人は心寛ぎ、安らかに生きられる」(319ページ)ということになる。 ところで、訳者は310ページの次の一節を仏教が体系化された後の時代における挿入であろうと指摘している。「ものごとを認識せず、認識しないのでもなく、認識するでもなくしないのでもない境地に達したならば、彼には個人存在というものは消滅する。なぜなら、さまざまな個人存在は認識作用から生起するからである」。しかし、上記の浄不浄を気にかけないというのはまさしくこの一節と同じことを言っているのであって、潔癖症的に後世の創作と考える必要はないのではないか。シッダールタは、何度も何度も、我々に問いかける。自らこの世の苦しみを生み出す原因を招いていないか、苦しみの消滅という目的に囚われてかえって苦しみの存在を前提としていないか、自分だけはそういった苦しみの原因とは無縁だと思い込んで安楽に耽ってはいないか、そういった終わりのない反省を我々に突きつける。このあまりに厳格で救いのない教えの実践の先にあるのは、しかし、古代インド宗教における革命である。「いまだ煩悩が残っていても、死後再びこの世に生まれてこないことである」(257ページ)。

Posted by ブクログ