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搾取都市、ソウル 韓国最底辺住宅街の人びと
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2022/03/02 |
| JAN | 9784480837219 |
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搾取都市、ソウル 韓国最底辺住宅街の人びと
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日本を超える超格差社会となっている韓国、大都市ソウルではチョッパンと呼ばれる二畳程度の風呂トイレ共同の貧困層向け住居に約5000人が暮らしていると言われる。韓国全土では約40万世帯が非住宅に居住していると考えられ、その多くがバラックのようなこの大都市の隙間に身を寄せ合って暮らして...
日本を超える超格差社会となっている韓国、大都市ソウルではチョッパンと呼ばれる二畳程度の風呂トイレ共同の貧困層向け住居に約5000人が暮らしていると言われる。韓国全土では約40万世帯が非住宅に居住していると考えられ、その多くがバラックのようなこの大都市の隙間に身を寄せ合って暮らしているのだ。 著者は韓国日報という新聞社の若手記者で、このチョッパンの現場に足繁く通うとともにその所有者が誰なのかをインタビューや登記情報から根気強く割り出していった。そしてこの“貧困ビジネス”の実情が明らかになっていく。チョッパンの建物を所有しているのは、江南や漢南洞といった高級住宅地に住まう富裕層であり、チョッパンには管理人として毎月の家賃や建物管理を行なう代理人を住まわせている。 チョッパンは一坪当りの家賃が20万ウォンに達し、一般的なソウルのマンション家賃の約4倍にもなっている。建物全体では数千万ウォンもの家賃収入が、現金で租税対象とならずにこの富裕層の懐に直接入る仕組みになっている。そしてこの富裕層ビジネスは血縁や子孫に相続され、都市開発や大規模公共事業などの情報を伴って既得権益化している。 もともとは2007−2009年通貨危機から始まったこの搾取構造は、現在も継続・拡大し続けその格差は世代間に引き継がれている。たとえソウルの大学に進学したとしても、半地下ワンルームに居住して就職もままならずに貧困層に転落していく若者たちも多い。そしていったんこの搾取構造に取り込まれてしまえば、抜け出すことは困難であるのはこのルポルタージュに記されている通りである。
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寝るだけの広さしかない部屋(=チョッパン)で暮らすソウルの人々を追った新聞記者のルポ。 チョッパンの大家は、複数のチョッパンの建物を所有する、富裕な人々である。 当然ながら大家は、チョッパン街に暮らさず高級住宅地などに住む者もいる。著者はチョッパン街に足繁く通い、その事実を突き止...
寝るだけの広さしかない部屋(=チョッパン)で暮らすソウルの人々を追った新聞記者のルポ。 チョッパンの大家は、複数のチョッパンの建物を所有する、富裕な人々である。 当然ながら大家は、チョッパン街に暮らさず高級住宅地などに住む者もいる。著者はチョッパン街に足繁く通い、その事実を突き止める。 富裕な者はますます富、貧しいものはその広さと、劣悪な環境(窓無し、冷暖房無し、トイレ・シャワーは共同または無し…など)にしては高い家賃を払い貧しいまま。 何よりチョッパンに住む者は、大家から「出ていけ」と言われる恐怖に怯える。 出ていくことはホームレスになることを意味するからだ。 だから、床暖房がつかなくなったことに気づいても、言い出すことはできない、といった弱い立場であると綴られている。 チョッパンは富裕層からすると、利益の良い事業になっているのだ。 いくら劣悪な環境で人々が暮らそうと知ったこっちゃない。 そして、その背景には、「貧しい人は努力が足りないから貧しいんでしょ」、といった 考えが透けて見える。 後半部では、大学生向けの”新チョッパン”について述べられる。 新チョッパンは、ワンルームを何分割かして、貸し出す違法建築のことだ。 当然、大家は儲けるために部屋を細分化していく訳だ。 同じ、チョッパン物件に住む老人と違って、学生の方は「将来、広い部屋に住むために今は我慢の時だ」と思い極小物件に住んでいるという。 若いから、少しの足掛けだからといって、 窓がなく、半地下で、寝るスペースしかない狭い部屋に学生を住まわせるのは良いのだろうか? 有名大学に通う学生は、将来の希望を持ち”今だけ”極小物件に住むかもしれない。 しかし、有名大学に通えず、職を求めてソウルに来た若者はどうなのか。 稼げず、狭い部屋に住むのは本当にその人の責任なのか? そうせざるを得ない世の中には原因はないのか? これは日本も同じではないかと突きつけられているようだった。 努力するにも、努力できるだけの余裕がある家庭に生まれているかどうか。 頑張らないというより、頑張れない環境で暮らしているのではないか。 さまざまなことを考えさせられる本でした。 〜以下は、余談〜 かつて、横浜の”ドヤ街”である寿町にフィールドワークをする機会があった。 かつては日雇で働いていた人々が、高齢になり日々暮らす場であった。 イメージしていた日雇い労働者の街というより、身寄りがない、貧しい高齢者が暮らすまち … 、という説明を受けた。 ソウルのチョッパンは、似たように高齢者が暮らしており似てるな〜、と思った。 寿町は、バックパッカーなどを呼び込もうとリノベしている物件が増えてきたようだが、そこはソウルのチョッパンとは異なっているのかもしれない。
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後味悪い。 もちろん内容はひどい。 K国の裕福な資産家達が、劣悪な条件弱者の住居権を翻弄し、搾取している。これは許されることではない。 という、記者の告発。 その通りなのだが。 だが。 取材に当たっては、当事者に意図を隠し、取材であることも隠して接近して情報を取り、一言の告...
後味悪い。 もちろん内容はひどい。 K国の裕福な資産家達が、劣悪な条件弱者の住居権を翻弄し、搾取している。これは許されることではない。 という、記者の告発。 その通りなのだが。 だが。 取材に当たっては、当事者に意図を隠し、取材であることも隠して接近して情報を取り、一言の告知もなく記事にする。当然のように騙した無的な苦情の電話があっても、言質を取られれば裁判で不利になるかもと、「親しく」なった取材対象にも一言も答えず、これであたしも一人前の記者になったのかと思ったとか。 告発はいいんだが、案外、住んでる人達はしょうがないと思ってたりしてて。 で、その搾取してる方の資産家達には、これっぽっちも取材しない。 遠くから正義を振りかざして何もしない人。 突然やってきて、なんとかしないといけないですと吠えてる、あなたが批判している政治家と、根っこのところはそう変わらない。 じゃあ解決はなんなのか。 絶対値としての家賃は安いにしても、坪当たりの単価は異常に高い。 だから、家賃を下げるのか。 それとも、居住環境を改善させるのか。 なんも言わない。 家賃が上がれば、住めない人も出てくるって、言ってるんでしょ。 そもそも、ソウルなんてとこでなければ、まともな生活が出来ない。 それが現実かどうかは知らないが、そうしないと「階級」が上がらないと信じているところが歪んでるんじゃないのかな。 一部の「両班」にならないと人ではない、それ以外は全て負け組、俺は睥睨する地位に値する人間だ。 そういうところが問題じゃないのかね。 と、ちょっと思った。 後味悪いわあ。
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