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貸しボート十三号 改版 角川文庫
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貸しボート十三号 改版 角川文庫

横溝正史(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/02/22
JAN 9784041123539

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商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2025/08/20

※伏せ字にしてますが、若干グロを想起させる単語を使用しています。苦手な方はご注意下さい※ 江戸川乱歩といい横溝正史といい、◯体を過度に損壊しないと◯んじゃう呪いにでもかかっとんのか? 毎回この辺の作品読む度思うんだけど、そりゃあ良いご家庭の子息令嬢は読むの禁止されるよね。 ...

※伏せ字にしてますが、若干グロを想起させる単語を使用しています。苦手な方はご注意下さい※ 江戸川乱歩といい横溝正史といい、◯体を過度に損壊しないと◯んじゃう呪いにでもかかっとんのか? 毎回この辺の作品読む度思うんだけど、そりゃあ良いご家庭の子息令嬢は読むの禁止されるよね。 「探偵小説」と呼ばれる昭和の推理小説って、どうしてこんなに事件内容が惨たらしいんでしょう。最近のミステリにも眉を顰める向きはあるけど、時代錯誤なハラスメントごりごりの描写含めて、やっぱりこの大時代な作風には勝てないわ(勝たなくてよい)。 さて、本作。 表題作含む三作の短編〜中編を収めた、じっちゃんこと金田一耕助の事件簿です。 ※※※描写注意※※※ ◯球のくり抜かれた、死後◯辱されたと思われる裏若き乙女。 ボートに横たわる、首が半分ひき千◯られた男女。 マネキンに塗り込められた◯乱死体。 事件の概要まとめようとしたけど、見返したら上記の描写再読してどっと疲れたからいつもより短め。 推理小説として充分に面白いのに、猟奇的な部分にどうしても目がいっちゃうのは何か勿体無いなとも思ったけど、このセンセーショナルさで読者を獲得してたのもあるだろうからなあ。ううむ。 【内容メモ書き】 ◎湖泥…村の有力者である一族の跡継ぎと婚約した女が惨たらしい死体となって発見された。彼女を奪い合っていたもう一方の有力な一族の息子が容疑者となるが、許嫁の方も奇妙な証言で疑われることになる。捜査が進む中、次の犠牲者が出て…。 ◎貸しボート十三号…ボートの中で発見された男女の痛い。どちらの首も半分挽き切られていたことから心中を図ったものでも無いらしい。死因もあべこべな2つの死体の謎を、金田一が見事に解き明かす。 ◎堕ちたる天女…走行中の車から落ちたマネキンから死体が発見された!センセーショナルな事件に世間が騒然とする中、被害者の知人であると名乗り出た女性もまた殺害されてしまう。

Posted by ブクログ

2025/04/17

「湖泥」 昭和28年1月発表 これをドラマ化ってマ?まぁ俳優さんの演技は気になるかな ちょっと義眼のくだりはしっくりこないけど 「貸しボート十三号」 昭和32年8月発表 謎は面白い!しかし奴はクソ! 「堕ちたる天女」 昭和29年6月発表 当時は浅草が今の歌舞伎町みたいな感じだ...

「湖泥」 昭和28年1月発表 これをドラマ化ってマ?まぁ俳優さんの演技は気になるかな ちょっと義眼のくだりはしっくりこないけど 「貸しボート十三号」 昭和32年8月発表 謎は面白い!しかし奴はクソ! 「堕ちたる天女」 昭和29年6月発表 当時は浅草が今の歌舞伎町みたいな感じだったんかな 磯川警部と等々力警部が出会うのがアツい

Posted by ブクログ

2025/01/28

禍話のKなっきさんが恐いと言っていたのが印象に残っており、初めて読む横溝正史作品として選びました。 表題作は残酷な犯罪描写と、大学ボート部員達の友情物語を掛け合わせた傑作。 三作全て死体の発見状況がかなりセンセーショナルで、"湖泥"、"堕ちたる天女&...

禍話のKなっきさんが恐いと言っていたのが印象に残っており、初めて読む横溝正史作品として選びました。 表題作は残酷な犯罪描写と、大学ボート部員達の友情物語を掛け合わせた傑作。 三作全て死体の発見状況がかなりセンセーショナルで、"湖泥"、"堕ちたる天女"は犯人達の悪意がとてつもないが、飄々としている金田一耕助と警察関係者のやり取りが非常にコミカルで面白い。

Posted by ブクログ