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貸しボート十三号 改版 角川文庫
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貸しボート十三号 改版 角川文庫

横溝正史(著者)

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貸しボート十三号 改版 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/02/22
JAN 9784041123539

貸しボート十三号 改版

¥660

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2023/10/28

 この作品が書かれた昭和20年代のミステリーにエログロはつきものなんでしょうか。また猟奇と言う言葉も頻出します。ヨコミゾ作品は超が付く名作が多数存在しますが、超が付く駄作もタップリ。この本を読み終えた時の感想は「ハズレ」を引かなくて良かった安堵感。三作目『堕ちたる天女』、横溝ファ...

 この作品が書かれた昭和20年代のミステリーにエログロはつきものなんでしょうか。また猟奇と言う言葉も頻出します。ヨコミゾ作品は超が付く名作が多数存在しますが、超が付く駄作もタップリ。この本を読み終えた時の感想は「ハズレ」を引かなくて良かった安堵感。三作目『堕ちたる天女』、横溝ファンへのプレゼントですか。

Posted by ブクログ

2023/09/25

金田一耕助シリーズ。「貸しボート13号」「湖泥」「堕ちたる天女」の3篇が収録されている。金田一の活躍は変わらない。「堕ちたる天女」の真犯人は予想外でした。2023.9.25読了。ちなみに「湖泥」は角川文庫の「人面瘡」にも収録されています。

Posted by ブクログ

2023/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表題作ほか、短編の『湖泥』と『堕ちたる天女』が収録された本作は、「これぞ横溝正史」と言える中短編集。 『湖泥』では岡山県の寒村が舞台の短編。短い中に対立する名家、消えた美人、戦争で心を病んだ男と横溝エッセンスがこれでもかとぶち込まれているために読み応えたっぷり。最後には飄々と事件を解決する金田一耕助の姿がとても頼もしい。 『貸しボート十三号』は不気味な死体が見つかることから始まる中編小説。途中まで首が切断された遺体の持つ意味や、被害者の名誉を守ろうと足掻く若者たちの青さがクローズアップされた本作だが、読み終えたあと少し切なくなる。 『堕ちたる天女』は石膏で固められた死体を巡る物語。幾重にも張り巡らされたミスリードの中から、金田一耕助が真相に迫るところや、岡山県警の磯川警部と警視庁の等々力警部が合間見えるシーンは、横溝ファン大歓喜な箇所になり、読み終えてから満足感を味わえる1作である。

Posted by ブクログ

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