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ドンキにはなぜペンギンがいるのか 集英社新書1104
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/02/17 |
JAN | 9784087212044 |
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ドンキにはなぜペンギンがいるのか
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
タイトルが面白そうだったので読了。 内容自体は都市構想やドンキの経営戦略をもとにして書かれていて面白かったのだがいかんせんタイトルへのアンサーが弱くこじつけのようになってしまっていた。これを読むことでよりドンキを楽しむことが出来るので1つの読み物としては良いのだがQ&Aと...
タイトルが面白そうだったので読了。 内容自体は都市構想やドンキの経営戦略をもとにして書かれていて面白かったのだがいかんせんタイトルへのアンサーが弱くこじつけのようになってしまっていた。これを読むことでよりドンキを楽しむことが出来るので1つの読み物としては良いのだがQ&Aとしては良いとは言えないという複雑な気持ちになる本だった。
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チェーンストアは既存の都市を均一化するのか。 実はそうでもないんじゃないのということをチェーンストアの「異端児」ドンキを分析しながら掘り下げていく。 一般化というか、全体の傾向として設定された問いを、異端児と認める形態から分析していくという宣言がもう、どうかと思う。 結果的に...
チェーンストアは既存の都市を均一化するのか。 実はそうでもないんじゃないのということをチェーンストアの「異端児」ドンキを分析しながら掘り下げていく。 一般化というか、全体の傾向として設定された問いを、異端児と認める形態から分析していくという宣言がもう、どうかと思う。 結果的に、均一化という大きな主題を枕に、ドンキの分析をしているような本。 経営学者でも都市や文化の専門家でもなさそうな著者が、いろんな先人の研究の上澄みを啄んで「お気持ち」を表明しているような印象を受けた。 大体、ドンペンがなぜドンキにいるのかの分析で、構造化論とか、文明論とか、いろんなことぶち上げる必要があったのか。 ドンキが、祭りであるのは判る。 居ぬきを多様化するし、現場への権限移譲を積極的にやってるので、個々のドンキが「均一」でないことはそうだろうが所詮ドンキという「均質」であることからは一歩も出てない。 そこに人が集まるという意義も見出しているが、そのために既存の商店街やつながりが壊れるも事実。近所の商店に行って買い物する光景と、そこに人が集まるのと、遠くのドンキにわざわざ行くことは、異なると思う。 ただ、それが悪いのかというのは別。 消費者としては、どこに行っても安定したものが安定した価格で必ず手に入るというのは魅力で、大量集積型の小売りが有利だし求められるもの事実でしょう。 田舎を車で走ってみれば、ちょっとした繁華街にある店は、すべてどこかで見たようなものであり、それで安心するのも事実なのだ。均一化が、必ずしも悪いわけではない。すべてが均一化するわけでもない。 ちょっとテーマに沿ってない気がして、どうだかな。
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ドン・キホーテをこよなく愛する国語研究学者が、さまざまなドンキ店舗の取材を下敷きにした、ドンキの果たす文化発信や地元共生の効果の考察録。多様な店舗に対して、過去の出店トラブルや放火事件などの過去経緯を含め取材しているところは立派であるが、当事者にインタビューすることなく経営方針を...
ドン・キホーテをこよなく愛する国語研究学者が、さまざまなドンキ店舗の取材を下敷きにした、ドンキの果たす文化発信や地元共生の効果の考察録。多様な店舗に対して、過去の出店トラブルや放火事件などの過去経緯を含め取材しているところは立派であるが、当事者にインタビューすることなく経営方針を語っているところは、今風のウェブ言論のように感じられる。
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