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731部隊全史 石井機関と軍学官産共同体
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 高文研 |
| 発売年月日 | 2022/02/14 |
| JAN | 9784874987834 |

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731部隊全史
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
日本大学図書館生物資源科学部分館OPAC https://brslib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000348166
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石井機関(731部隊)の基盤・出発点だった陸軍軍医学校防疫研究室から、日本敗戦後の乾燥BCG・結核予防法体制までを視野に入れた総合的研究。徹底した資料調査と関係者への聞き取りをもとにした重厚な著作で、この分野の第一人者としての著者の集大成とも言える。「あとがき」には、インタビュ...
石井機関(731部隊)の基盤・出発点だった陸軍軍医学校防疫研究室から、日本敗戦後の乾燥BCG・結核予防法体制までを視野に入れた総合的研究。徹底した資料調査と関係者への聞き取りをもとにした重厚な著作で、この分野の第一人者としての著者の集大成とも言える。「あとがき」には、インタビューの際の準備やその後のデータの取り扱いなどにも言及されていて、とても勉強になった。自分も子供の頃に受けた乾燥BCG接種が、731部隊の開発したものとは知らなかった。。。 著者の導きで731部隊の辿った道のりを見ていくと、軍事研究がいかに制度/仕組みとしての「科学」を骨抜き、有名無実化するかがよくわかる。「科学」もひとつの制度=言説の枠組みに過ぎないけれど、「民主主義」と同様で、いろいろ問題はあるにしても、だからといってそれを弊履のごとく捨ててよい、とはならない。本書の達成を、「軍事研究」という知のあり方を考える議論の出発点と考えたい。
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中々読むのが辛い一冊だった. 731部隊については学生時代に勉強会に何度か参加していて概要は理解していたつもりだったけど,ここまで精緻に事実を積み上げて「中身」を明らかにするものは読んだことがなかった…けど,読み物,と言うよりはたくさんの資料や証拠,証言を積み上げていく「論文」の...
中々読むのが辛い一冊だった. 731部隊については学生時代に勉強会に何度か参加していて概要は理解していたつもりだったけど,ここまで精緻に事実を積み上げて「中身」を明らかにするものは読んだことがなかった…けど,読み物,と言うよりはたくさんの資料や証拠,証言を積み上げていく「論文」のようなもので,「読書」として読むには中々の重さだった. 国家権力の暴走,国民の狂乱,医学会も例外でなく,狂乱し,暴走した.それが戦争なのだろう. 作者は「反省がない」と繰り返すが,それに僕も同意する.しかし一方で,医師も科学者も危機に瀕した時にはただの人間,と言う視点もやはり捨てられない. 自分や家族が直接的に間接的に圧力をかけられ生命や財産の危機に至った時,受託によって一時的かもしれないけど安全と延命が約束され,収入や名誉も得られるとしたら? 戦争責任は,国民一人ひとりにある.権力者には人としての責任の他に「権力&暴力組織」としての責任が重なる.同じ意味で専門家として,専門家の責任は問われるが,戦時下にあっては酷な問いかけかとも思う. 後半,BCGからCOVIDへの流れは,「え?もしかして反ワク⁈」と,警戒してしまったが,そう言うことではなかったみたい. 折角なら,もう少し議論を深めてくれても良かったなぁ,と思う. 同じく,全体を通して,国家権力と石井機関との関係や,国家権力の責任についての記述が過小なのが気になるところ. 戦争問題を扱う時,そここそがやはり大切だと思うので.
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