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文豪たちの妙な話 ミステリーアンソロジー 河出文庫

アンソロジー(著者), 夏目漱石(著者), 森鴎外(著者), 芥川龍之介(著者), 梶井基次郎(著者), 佐藤春夫(著者), 谷崎潤一郎(著者), 久米正雄(著者), 太宰治(著者), 山前譲(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2022/02/05
JAN 9784309418728

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商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2022/05/31

文豪によるミステリーアンソロジー。ただしミステリーといっても「推理小説」の型にはまったものではなく、さまざまな形での謎や、犯罪と犯罪者の心理を描いたものである印象です。特に心理面、じわじわと恐ろしく思えました。 お気に入りは太宰治「日の出前」。つくづくひどいお話なのだし、ラストの...

文豪によるミステリーアンソロジー。ただしミステリーといっても「推理小説」の型にはまったものではなく、さまざまな形での謎や、犯罪と犯罪者の心理を描いたものである印象です。特に心理面、じわじわと恐ろしく思えました。 お気に入りは太宰治「日の出前」。つくづくひどいお話なのだし、ラストのセリフが辛辣で酷薄極まりない印象なのですが。ああだからこんなタイトルだったのか、と思ってみれば、清々しくは……ならないでしょうか? 谷崎潤一郎「私」も一見たわいのない物語に見えて、ぞくりとさせられます。これは理解などできやしない、と思いたいのですが。もしほんの少しでも「私」の気持ちがわかるかも、だなんて思ってしまったらそれこそ本当に怖いなあ。 一番読みごたえのある正宗白鳥「人を殺したが…」もまた、心理的にじわじわと不気味な作品でした。主人公の立場になるのも不気味だし、周りの人の立場から主人公を見るのも不気味。これもまた理解なんてできない、と思いたいです。

Posted by ブクログ

2022/05/07

文豪の作品自体を読む事が殆ど無かった。トップバッターの夏目漱石はスルリと読めたが、だんだん時代背景的にリアリティが無い話に思えてしまう。最後の正宗白鳥は読み飛ばしてしまった。

Posted by ブクログ

2022/04/30

(借.新宿区立図書館) ウェットなミステリー集。心理的な話が多い。久米正雄の作品に人の悪さを感じるのは漱石の娘のことがあるからか。

Posted by ブクログ

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