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猫の舌に釘をうて 徳間文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2022/02/08 |
| JAN | 9784198947187 |
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猫の舌に釘をうて
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猫の舌に釘をうて
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
この前読んだ倉知 淳作「猫の耳に甘い唄を」は、この作品のオマージュということ。そして、昭和のミステリー作家としてよく名前が挙げられている中、ようやく作品を読むことができた。 徳間文庫が復刊し、粋な表紙(装丁)である。もちろん猫好きとしても猫の配置が絶妙である。 さて、内容。 ...
この前読んだ倉知 淳作「猫の耳に甘い唄を」は、この作品のオマージュということ。そして、昭和のミステリー作家としてよく名前が挙げられている中、ようやく作品を読むことができた。 徳間文庫が復刊し、粋な表紙(装丁)である。もちろん猫好きとしても猫の配置が絶妙である。 さて、内容。 なるほど、手が込んでいる。久しぶりに遡って読み返しながら、謎解きを反芻した。 登場人物は皆、昭和初期の生まれなのに全く古臭さを感じず異国を思わせるオシャレさ。 有紀子を思うシャイな淡路は、今の時代にあってなんとも魅力的・・・ と、別世界に浸れた古典であり、新ジャンルに触れた時間であった。
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レジェンド作家都築氏2作目、この文庫本は令和になって復刊されている。前に読んだ「やぶにらみの時計」と同じく、今後も氏の作品が装丁あらたにして復刊されていくようである。お見事徳間文庫様! 今作は「やぶにらみ~」に続く都築氏の長編2作目である、全作に比べても非常にトリッキーな作風で...
レジェンド作家都築氏2作目、この文庫本は令和になって復刊されている。前に読んだ「やぶにらみの時計」と同じく、今後も氏の作品が装丁あらたにして復刊されていくようである。お見事徳間文庫様! 今作は「やぶにらみ~」に続く都築氏の長編2作目である、全作に比べても非常にトリッキーな作風であり、それは書き出しの1文に集約されていた。「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、そしてどうやら被害者にもなりそうだ」初版は1961年である。なんとも挑戦的書き出しだと思う、ミステリにおけるトリック、探偵=犯人、書き手=犯人、などはこの時代にはあらかた出揃っていたと思われるが、今作はなんと一人3役である。どうやって成立させるの?思い読み進めていくのだが、中盤では、入れ子構造にまでなってくる。主人公淡路氏の記録として綴られる事件のあらましが、作家都築道夫氏の束見本(本の仕上がり具合を確認するために白紙ページを製本したダミー、解説より)に記されている。つまり読者が読んでいる「猫の舌に釘をうて」は主人公淡路氏の記録であるという構成である。以下ネタバレあります!注意してお進みください。 この主人公淡路氏はいわゆる文筆業で生計をたてていて、自称ミステリ作家である。 そんな彼のカタチにならない恋が事件の大きな柱となっている。最初の事件からドタバタ劇的な「やぶにらみ~」やら映画化された「殺人狂時代」を思い出したが、なんだかんだで書き出しの一文に事件が集約されていき、素直な感想は、お見事!であった。ただ登場人物がやや多く、それぞれのキャラ立ちがやや弱いので、結末部分でページを見返すことが多く、ちょっとモヤっとした感が否めなかった。淡路氏の思い人ヒロインも最終的には殺されてしまうのだが、その過程において、犯人の思いの変化が事件の顛末において変化球なりうる、というくだりは、今作にかけるその時代での都築氏の大いなる挑戦なんだったと思う。 そして解説(法月綸太郎氏)を読んで、都築氏が手掛けたミステリの定石、伏線の数々などにやっと気づけた。そしてお見事加減が上昇することになる。 今から60年以上前の小説なのに、非常に読みやすい、そして昭和30年代の東京の様子が精緻に描写されており、令和の現代とは相当な様変わりをしているのだろうが特筆すべき点である。この物語の背景、当時の東京の風景を見てみたいものである。
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「私はこの事件の犯人であり、探偵であり、どうやら被害者にもなりそうだ」なんと興味惹かれる物語の始まりだろう。設定が面白いだけにその後の内容に期待しすぎて、あまり楽しめなかった。仕掛けは面白かったが。
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