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むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました 日本文化から読み解く幸せのカタチ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/01/28 |
| JAN | 9784048971645 |

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むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました
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商品レビュー
3.7
46件のお客様レビュー
今の人間はhuman beingじゃなくてdoingになっていて、何をするかが評価軸になっているという筆者の指摘が印象的だった。 well doing, well beingを推しとの関係性や昔話など複数の切り口から分析していて面白かった
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日本におけるウェルビーイングとは?どうすればウェルビーイングな人生になれるのか?のはなし。 さらっと読みやすかったけれど、逆に内容が薄くも感じた。 以下メモ ・ウェルビーイングとは人によって、時代によって違うので定義が断定できる分野ではない。 ・人間は予測不可能な状態に注意が...
日本におけるウェルビーイングとは?どうすればウェルビーイングな人生になれるのか?のはなし。 さらっと読みやすかったけれど、逆に内容が薄くも感じた。 以下メモ ・ウェルビーイングとは人によって、時代によって違うので定義が断定できる分野ではない。 ・人間は予測不可能な状態に注意が向く(サプライズを好む)と同時にサプライズが大きすぎると負荷がかかるという矛盾。そのバランスの難しさ。 ⇒「移動・旅」というのはそのバランスが取れる行動 ・ウェルビーイングに「効く」要素、選択肢がある、自己決定できる、他者とのつながり。 ・社会ではdoingする、を求められているがbeingいる、の大切さ ・昔話を見ていくと、外国の上昇の物語に比べて日本ではゼロに戻ることが良いとされている。お話を通じて成長するわけではなく、またもとの日々を繰り返していく。 ・「推し」の重要性。ただその人がいるだけで良い。無条件に価値を感じることが安心感や充足感につながる。 ・海外の上昇志向に対して日本は奥行きを求める世界観。 なのでウェルビーイングな人生になるためには ①上より奥 ②ハプニングを受け入れてみる ③人間は多面体という認識 ④自己肯定感の低さにとらわれすぎない (日本文化として自己肯定感が低い状態がデフォルト) ⑤他社の愚かさを許し寛容に受け入れる 姿勢を身につけること。 自己肯定感が低いのがデフォルト、は面白いと感じた。
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手に入れることが幸せだと思ってません? それ、日本人的に間違ってます.... 成長しろ、スキルをつけろ、価値を高めろ。 そんな資本主義社会で地位を上げるためのメッセージを桜吹雪みたいに浴びる現代日本の環境。 言ってる人も言われてる人も、 そんなことじゃ幸せになれないと 分か...
手に入れることが幸せだと思ってません? それ、日本人的に間違ってます.... 成長しろ、スキルをつけろ、価値を高めろ。 そんな資本主義社会で地位を上げるためのメッセージを桜吹雪みたいに浴びる現代日本の環境。 言ってる人も言われてる人も、 そんなことじゃ幸せになれないと 分かっちゃいるけど止まらない。 なぜか? それは、西洋的な幸福に囚われて、 日本的・東洋的幸福を知らないから、 という新しい視点をくれたのが本書。 じゃあ、日本人の幸せはどこに書かれてる? それは「むかしむかしあるところに〜」の 日本昔ばなし。 5つに抽出されてるちょうどいい箇所があった↓ |引用 本書,p.131 上より奥を見る、ハプニングを受け入れる、多面的な顔を持ち、自己肯定感にとらわれない、自分と他者に寛容になる。昔話や古典芸能から読み取れる5つの教訓は現代人のウェルビーイングの素地になる。 | 西洋が「上」に向かって 上昇と獲得を目指すのに対し、 日本人は「奥」を目指したのが面白い。 奥は、表裏とは違い、口から入って入り組んだ先にある、大切なもの隠された空間。奥義や奥の間、奥の手なんかにニュアンスが残っている。あと歌舞伎町がT字路だらけなのも、日本人は奥が大好きだかららしい。焼け野原になってせっかく区画整理する機会があったのにT字路。 筆者は、奥っていうのは、元の地点、ゼロに戻ることで、日本人はそこに価値を見出しているんじゃないかって言ってる。 俺もそう思うし、多分子宮に帰りたい、母親と一体化したいっていうような、他者や世界との融合の回復への欲求が伴ってるんじゃないかと思う。バタイユ的に解釈するとだけど。 とにかく日本人の幸せは「奥」にあり、なのだ。 このゼロに戻る幸せ、 日本人のウェルビーイングは 何からはじめるといいのだろう。 最後に筆者の提言を引用して終わる。 |引用 本書,p92 ウェルビーイングを手に入れようと思ったら、まずは持っているものを手放そう。これは私がウェルビーイング研究と、自分の人生を通じて学んだことのひとつです。 なぜ成長がつらいのかというと、成長は結局、期待へと変わってしまうからです。 「こんなに頑張っているのだから報われるはずだ」という自分への期待。 「自分は頑張っているのにどうして部下は頑張れないのか」という他人への期待。 全力でウェルドゥーイングを目指し、そうした期待を持て余すほどに、どんどん視野は狭まり、他者を許せなくなってしまいます。それならば、期待はやめて、もうあるがままでお互いやっていこう。誰もがそう思えるようなゆるやかで寛容のある状態が、ひとつのウェルビーイングの理想形ではないでしょうか。
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