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怪異猟奇ミステリー全史 新潮選書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2022/01/26 |
| JAN | 9784106038754 |
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怪異猟奇ミステリー全史
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怪異猟奇ミステリー全史
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商品レビュー
3.6
12件のお客様レビュー
風間さんの『ダンスする文学』が出たのは一九九三年。当時十代後半の私は、一読、その熱に感電した。何度メモをとりながら読み返しただろう。あの本は、海の向こうに視野を広げさせてくれ、また、国内の、文学に過剰に思想を重ねようとする風潮を痛罵するものでもあった。ところがどっこい、この本は...
風間さんの『ダンスする文学』が出たのは一九九三年。当時十代後半の私は、一読、その熱に感電した。何度メモをとりながら読み返しただろう。あの本は、海の向こうに視野を広げさせてくれ、また、国内の、文学に過剰に思想を重ねようとする風潮を痛罵するものでもあった。ところがどっこい、この本は、最初はオーソドックスに海外の怪奇ミステリ(いわゆる奇妙な味)に焦点をあてながら歴史を辿っていくふりをして、それ(奇妙な味)が国内に与える影響をつらつらと述べていくという、我が国への帰還をしているのであった。つまり、己の姿は他者の目を通してしか見えないように、自国の文学や怪奇は、海外の目を通してしか見えないのだ。
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欧米から日本に至るミステリーの系譜。 オカルト、エログロ、ゴシック、擬似科学、変態性欲などを切り口に、次々と書名を挙げつつ展開される博覧強記の面白さ。どれもこれも読みたくなる。 広義のミステリを扱うので、エンタメ小説の流れが見て取れます。
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タイトル通り「ミステリー全史」にはなってるんだけど、「怪異猟奇」という文字に期待して読むとちょっと違うかなあと。さすがその道の専門家だけあってゴシック小説の始祖『オトラントの城』から始まる小説史の流れを当時の思想宗教なども絡めてわかりやすく解説してくれる。大まかに前半が西洋小説史...
タイトル通り「ミステリー全史」にはなってるんだけど、「怪異猟奇」という文字に期待して読むとちょっと違うかなあと。さすがその道の専門家だけあってゴシック小説の始祖『オトラントの城』から始まる小説史の流れを当時の思想宗教なども絡めてわかりやすく解説してくれる。大まかに前半が西洋小説史で後半が19〜20世紀初めの日本の探偵小説(幻想小説)史といったところ。ただ、なんというか、まるで講義を聴いてるような感じで、個人的にはお勉強感が強かった。特に期待したエログロ小説に触れた紙幅がさほどなかったのが残念。まあ風間氏もおっしゃる通り美女の切断死体がほとんどだったのだろうけど。作品のあらすじについて触れている部分があまりないのでブックガイド的なものを期待すると肩透かしを喰らいます。 【目次】 第一章 ゴシックこそがミステリーの源流 第二章 恐怖の二つのタイプ 第三章 ポーとセンセーション・ノベル 第四章 スピリチュアリズムとオカルト探偵 第五章 ドイル、そしてフロイトへ 第六章 内なる獣人、吸血鬼、火星人 第七章 黒岩涙香と翻案小説 第八章 ホームズとルパン、そして捕物帖 第九章 日本SFの始祖、押川春浪と武侠冒険小説 第十章 文豪たちの探偵小説 第十一章 雑誌「新青年」と江戸川乱歩、そして〈変態〉 第十二章 乱歩とエログロ・ナンセンスの時代 第十三章 探偵小説から推理小説、そしてミステリーへ 第十四章 〈新本格〉の登場、時代はパラミステリーへ? 参考文献、人名・作品名索引つき
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