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スノウ・クラッシュ 新版(下) ハヤカワ文庫SF
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スノウ・クラッシュ 新版(下) ハヤカワ文庫SF

ニール・スティーヴンスン(著者), 日暮雅通(訳者)

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スノウ・クラッシュ 新版(下) ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/01/25
JAN 9784150123550

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スノウ・クラッシュ 新版(下)

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商品レビュー

3.8

24件のお客様レビュー

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2024/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「メタバース」という言葉を作った本ということで。 30年前にこんな世界を、という感想をよく見るが、まあ確かにそうなんだが、半世紀生きている人間からすると、30年前にはネットはあったしな、と思う。日本ではまだまだパソコン通信全盛時代でインターネット普及はしていなかったが、すでに存在はしこれから広がっていくだろう、という情報はあった。ハイパーメディアクリエイターという肩書きの某人が某大学でそう話していた。 仮想空間はルーカスフィルム社のHabitatというものがあったことを考えると、仮想空間のアイデア自体はそんなに驚くものではないと個人的には考える。ただ、それを洗練させ普及させた功績は大きいと思う。それにより構築する世界の具体的イメージが共有され、実現の手助けになったのは確かだと思う。 上巻★4なのは。 基本的的な世界観は好み。 サイバーパンクな登場人物や情景、完成された仮想空間描写、連邦府のディストピア感、近未来な世界情勢図(主人公の誕生年から考えると、おそらく西暦2000年くらいだ。どこかで明記されていたらすみません)、現実世界に影響を与えるバーチャル空間のドラッグ、物語のスピード感、各要素が好みなだけではなく、その盛りだくさんの各要素が矛盾や諍いを起こさず作品を構築している。素晴らしい。 下巻★3なのは。 まずは、舞台や要素は間違いなくサイエンス・フィクションなのだが、バトル・シーン、シュメール神話のくだりなど、よく描かれているとは思うのだが、自分的にはやや長い。加えてレイヴンとY・Tのラブシーンは要らない。眠らせる理由付けが必要だったのかもしれないけれど。 一番は、スノウ・クラッシュがなんとなく霞んでしまったように感じたこと。スノウ・クラッシュとは何なのか? の回答は良いと思うのだが、何だろう、存在感が薄れてしまって、勿体無い気がしてしまう。ジャニータが利用しているんだけど、最後が現実世界だったからかな。 一方で、さまざまな要素をしっかりと描いている点、にも関わらず世界を破綻させていない点などは作者の力量の為せる技なのだと思うし、作品全体のクオリティを上げる要因となっているのだと思う。 細かいところだが。 レイヴンが恋に落ちるY・Tが15歳というのが少し気になる。 ロリコンか。 解説にあったDa5idの考察。 5はローマ数字のVなので、Da5idはDavidであると。なるほどなー。 こういう細かな仕掛けは色々とあるような気がする。気づくとこの作品へのリスペクトは深まりそうだ。

Posted by ブクログ

2024/04/21

上下巻読み終えました。 メタヴァースという言葉を生み出したという、すごい 影響力のある本という認識で興味が湧いて。 まず、全体の疾走感はすごいです。 ビュンビュン走る感じ。 メタヴァースがほんとに今ほど認知されてなかったの? って思うくらい、今としてはリアリティありです 逆に、...

上下巻読み終えました。 メタヴァースという言葉を生み出したという、すごい 影響力のある本という認識で興味が湧いて。 まず、全体の疾走感はすごいです。 ビュンビュン走る感じ。 メタヴァースがほんとに今ほど認知されてなかったの? って思うくらい、今としてはリアリティありです 逆に、SFの世界に現実が 近づいていることに驚きます。 次に、言葉、ウイルス その捉え方に メタヴァースより、それのほうが衝撃というか。 そうかもな、いやきっとそうかもと思わせられる。 ただし、、、 その部分に関しては、結構理解しづらく、 正直100%わかってません。 が、だいたいの流れがわかる、 (新訳で読み、旧訳は読んでませんが、) 訳や、ところどころの注釈は まだ読みやすくしてもらいました。 そして、つまり、っとまとめてくれる 一文がところどころはいることで、 なんとか最後まで手放すことなく 乗り切れたところもあります。 疾走感は、上下巻通しても充分味わえたので とりあえず、もはやSFなら読んでおきたい みたいな本を楽しんでよめてよかったー!

Posted by ブクログ

2024/04/06

この小説が発売されたのが、1992年というのを考えると、すごい小説だと思います。想像された未来に、かなり現実が近づいてます。Da5idとBIOSの下りは読んでいて思った感想が訳者の方も思っていたようで、後書きに書かれていました。

Posted by ブクログ

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