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定年就活 働きものがゆく 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/01/21 |
JAN | 9784041116265 |
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定年就活 働きものがゆく
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定年就活 働きものがゆく
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
勝ち気な60歳の女性が、定年後の過ごし方について、孫と共に模索するお話し。 何の為に仕事をするのか、なぜ正社員が良いのか、悩みつつ興味の赴くままに行動している。 軽快なストーリで楽しくサクサク読めました。
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テンポよくサラリと読めた。 お金に困っているわけではないのに、正社員にこだわって仕事を探す、その姿勢に違和感を覚えた。 食べていけるだけのお金があれば、あくせく働くことなく、好きなことや趣味に没頭した生活をしたいと改めて思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現在60歳以上の7割以上が働いているという。勿論、生活のために止む無く働く方がいる一方、主人公・妙子は、生活に困っていないのに、定年退職後、正社員として再就職を目指す。なぜ? よく言われる、①一定の収入による安定、②社会との繋がりによる満足、③規則正しい生活による健康。妙子にはどれも当てはまらない、という。「お金じゃなくて、心の問題よね。」そこまでして、仕事に駆り立てるものとはなんでしょうか。 「働くのが好きなんだわ。ケチなのよ。貧乏性なのよ。指一本動かすのも、それでお金を稼げないなら、損したと思うのよ」と語る。本当だろうか。使い切れないほどのお金を稼ぐ目的としては、納得できない。 結局、「休むために働くという発想は、おかしい。働くために働くのだ。それが、働き者の生きる道なのだ」と、語る。答えになっていない。昭和世代を自負する主人公は、結局、老害を撒き散らすだけの存在なのだろうか。ワーカホリック、働き者という名の。 老齢者が働くことによって、若者の労働機会を奪うことになるかもしれない、とは考えないのだろうか? 同時に、採用する側からすれば、同じ投資をするなら、少しでも長く働けるチャンスのある若者に賭けるべきではないかと、考えないのだろうか? 単なる疑問ですが。 死を目前にした人が挙げる後悔の一つが、「あれほど働かなけれはよかった」と、言われている。それでも、それでも、それでも、働く理由は何ですか。 もしかしたら、神さまから卒業のアラートが届くまで、盲目的に働くことが、定年退職者に与えられた働く理由なのかもしれない、と。
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