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サーキット・スイッチャー
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サーキット・スイッチャー

安野貴博(著者)

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サーキット・スイッチャー

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/01/19
JAN 9784152100788

サーキット・スイッチャー

¥715

商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2025/02/01

完全自動運転の自動車が普及した数年後の未来に起きるある事件のお話。 すごく良く出来ているし、リアルで、想像以上に面白かった。 本を全く読まない友人にこの小説の話をしたら、「え、それって外国で実際に起きたこと?」と聞かれた。 それくらい、自動運転技術が進んだ国でリアルに起きていそ...

完全自動運転の自動車が普及した数年後の未来に起きるある事件のお話。 すごく良く出来ているし、リアルで、想像以上に面白かった。 本を全く読まない友人にこの小説の話をしたら、「え、それって外国で実際に起きたこと?」と聞かれた。 それくらい、自動運転技術が進んだ国でリアルに起きていそうな問題について書かれている。読んでいてゾッとした。 出てくる登場人物の意思決定プロセスが、どれも十分に納得できるものだったので、とても読み進めやすかった。 完全自動運転のプログラミングコードを実装することは、目に見えない誰かの命を救うことであり、目に見える人の命を奪う事故に繋がることである。 そのことを主人公の坂本が一度も深く認識したことがなかったというのは、あまりにも浮世離れしすぎてるんじゃ?とは感じた。

Posted by ブクログ

2025/01/19

ノンストップサスペンス。 自動運転社会とそれがもたらすであろう倫理的問題に対する解像度が高く、リアリティのある描写は説得力がある。 文章には過不足がなく淡々としているが、SFサスペンスには合っている文体だと思う。

Posted by ブクログ

2025/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった!SF小説としても楽しめたし、技術の進歩について考えさせらる内容でもあった。そして最後は切ない展開だった。 自分の大切な人を失ったとして、そこに憎むべき悪が存在しない場合、人はどうなるのか。 誰も間違っていない。憎むべき相手がいない。 「仕方ない、これが運命だ」と思わなければいけないのは、どんなに辛くやり切れないことだろう。 全自動運転のトロッコ問題とはそういうことで、近い将来起こりうることなんだと思った。

Posted by ブクログ