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サーキット・スイッチャー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2022/01/19 |
JAN | 9784152100788 |
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サーキット・スイッチャー
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商品レビュー
4
33件のお客様レビュー
文句なしに最近の最も面白かった本に入る。 遠い未来や異世界ではなく、現在の地続きの未来だと思った。話の構成もストレスが無いしあっと言う間に読み終えてしまった。車だけに疾走感のある素晴らしい一作だった。
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p193 アルゴリズムにとって、桜吹雪はきわめてイレギュラーな状況なのだ p267 社会のためには誰かが経済的な損をしないといけない
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都知事選後メディアで知った”候補者”安野貴博氏。SFの本も出していると知り読んでみた。 2029年の日本。車はほとんどか自動運転となっているが、ある日、その自動運転アルゴリズムの設計会社の若き社長坂本の乗った車が「ムカッラフ」という者に乗っ取られ、「坂本は殺人者だ」とその様子を...
都知事選後メディアで知った”候補者”安野貴博氏。SFの本も出していると知り読んでみた。 2029年の日本。車はほとんどか自動運転となっているが、ある日、その自動運転アルゴリズムの設計会社の若き社長坂本の乗った車が「ムカッラフ」という者に乗っ取られ、「坂本は殺人者だ」とその様子をネット配信し始め、さらに車は自動爆破されるという。 ムカッラフの狙いは何か? 話が進むにつれ、自動運転アルゴリズムの残酷さと、それがある意図をもって使われた時の恐ろしさが描かれる。 乗っ取り犯ムカッラフ、自動運転設計者坂本、さらにその自動運転車を売る大手自動車会社、警察、ネット配信業者、と犯人の狙いに向けて、動き出す。 自動運転する時、前方に避けがたい人物を複数発見した時、自動運転ソフトは被害の少ない方にぶつかる「トロッコ理論」が働いている。がしかし、ムカッラフはその被害者が、人種や宗教、年齢などにより、偏りがあるのではないか? 意図的に操作されているのではないか? というのだ。なに? トロッコ理論? 初めて耳にしたが、説明を聞くとなるほど、自動運転における選択は、生者と犠牲者を選ぶものだった。半ば近い将来やってきそうな未来、う~ん、自動運転恐るべし。 第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。(2021.8.23選考) ・大賞は「スター・シェイカー」人間六度氏 2022.1.25発行
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