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この30年の小説、ぜんぶ 読んでしゃべって社会が見えた 河出新書043
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2021/12/25 |
| JAN | 9784309631455 |
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この30年の小説、ぜんぶ
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商品レビュー
3.7
18件のお客様レビュー
軽い気持ちで読み流せるかと思ったら、意外と面白かった。 特にコロナ期の頃はまだ覚えているのと、考察も興味深くて、なかなかよかったです。 前半は、なぜか、よくわからなかった。忘れかけてるから共感できなかったかな?
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なんリベポストモダン vs なんリベフェミニズム 高橋源一郎のことはポストモダン小説を評する、どこかすっとぼけたひとだと思ってゐる。読巧者とはまったく思ってゐない。むしろズレてゐる。 池澤全集の新訳古典のときも、町田康の「宇治拾遺」訳と自分の「方丈記」訳とを比べて、なるほどそ...
なんリベポストモダン vs なんリベフェミニズム 高橋源一郎のことはポストモダン小説を評する、どこかすっとぼけたひとだと思ってゐる。読巧者とはまったく思ってゐない。むしろズレてゐる。 池澤全集の新訳古典のときも、町田康の「宇治拾遺」訳と自分の「方丈記」訳とを比べて、なるほどそのやり方があったかと町田訳に感心してゐた。それぐらゐズレてゐる。 だいたいが、純文学で社会を知らうとするのが無理やりなのだ。純文学は、文壇村とその周辺でしか通用しない通貨みたいなもんだ。木を見て森を見ず、群盲象を評す、である。 『アンクル・トムの小屋』が、奴隷解放に貢献した偉大な通俗小説なのはまちがひない。 したがって世に膾炙したコロナ・震災小説といふのも、どこまで純かは疑はしい。エンタメ小説こそ社会を反映してゐるかもしれないのに、それは取り上げない。 本来なら、身分差別で、共和・自由主義者が批判すべき天皇制。天皇小説である『東京プリズン』でも『JR東京駅上野公園口』でも触れてゐないのは不自然だ。 池澤夏樹の『アトミック・ボックス』のやうな、日本の原爆開発計画が北朝鮮に流れたといふ、荒唐無稽なおバカ原発原爆批判小説についても、特になにも感じないらしい。 社会問題を先取りしたら高評価といふのも、SF小説みたいだ。 しかし、村上春樹と大江健三郎が共に無意識を共有した、共通の作家といふ点を見逃してゐないのは、勘が冴えてゐる(柴田元幸との対談でも同じことを言ってゐる)。
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作品紹介・あらすじ 2011年から令和まで、計6回おこなわれた本をめぐる対話から、日本社会が浮かび上がる。思いもよらない解釈や、意外な作品との繋がりなど、驚きと発見に満ちた、白熱の対談集! ***** 雑誌「SIGHT」の年末に掲載されていた「ブック・オブ・ザ・イヤー」とい...
作品紹介・あらすじ 2011年から令和まで、計6回おこなわれた本をめぐる対話から、日本社会が浮かび上がる。思いもよらない解釈や、意外な作品との繋がりなど、驚きと発見に満ちた、白熱の対談集! ***** 雑誌「SIGHT」の年末に掲載されていた「ブック・オブ・ザ・イヤー」という高橋源一郎と齋藤美奈子の対談を集めた本。タイトルには「この30年」とあるが、実際の「ブック・オブ・ザ・イヤー」は2011年から2014年、及び2019年と2021年の計6年分が掲載されている。「30年」というのは平成~令和を総括したような形で記述されていることを指しているのだと思われる。 それにしても高橋源一郎も齋藤美奈子もとてつもなく深く本を読んでいるんだなぁとちょっと感嘆。僕なんてほんの表面だけしか本を読んでこなかったんだとちょっと反省。 まあ反省したところでこの「うわっつらだけ読んで面白かった!」と喜ぶ姿勢は変わらないと思うのだけれど(汗)。 二人の対談内容も面白く読めたし、「本のガイドブック」的な読み方も出来た。実際に本書に登場してきた作品の何冊かは読んでみたいな、と思っている。
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