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灰色の評決
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灰色の評決

犬塚理人(著者)

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灰色の評決

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2021/12/21
JAN 9784576212142

灰色の評決

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商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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2024/07/30

裁判員裁判に関わった男女の物語。 プロローグ 第一章 第一審 第二章 控訴審 第三章 失踪 第四章 接触 第五章 ナカタ 第六章 贖罪 エピローグ 姉妹殺人事件の裁判員を務めた智樹と麻衣子は、裁判後、付き合うようになり、智樹は婚約を申し込んだが、麻衣子は担当した裁判の控訴審が...

裁判員裁判に関わった男女の物語。 プロローグ 第一章 第一審 第二章 控訴審 第三章 失踪 第四章 接触 第五章 ナカタ 第六章 贖罪 エピローグ 姉妹殺人事件の裁判員を務めた智樹と麻衣子は、裁判後、付き合うようになり、智樹は婚約を申し込んだが、麻衣子は担当した裁判の控訴審が出るまでと保留したまま、姿を消してしまう。 一審判決で死刑を選択した裁判員たちだったが、えん罪ではないかとの疑惑を持ち、動き出していた麻衣子を、追う智樹。 次第に事件の真相が見えてくるにつれ、麻衣子の贖罪の気持ちが明らかになる。 とても読みやすく、伏線もわかりやすい。 でもいい意味で、裏切られた結末は心地よかった。

Posted by ブクログ

2024/02/24

裁判員制度の裁判員を務めた麻衣子と智樹。 犯人を有罪と思う裁判員が殆どの中、麻衣子は無実を疑っていたが最終的に有罪だと思い、裁判員としての任務を終了し第一審は終わる。 2人はその後偶然の再会の後交際を始める。 しかし、控訴され第二審を傍聴しに行った麻衣子はそのまま行方不明になり、...

裁判員制度の裁判員を務めた麻衣子と智樹。 犯人を有罪と思う裁判員が殆どの中、麻衣子は無実を疑っていたが最終的に有罪だと思い、裁判員としての任務を終了し第一審は終わる。 2人はその後偶然の再会の後交際を始める。 しかし、控訴され第二審を傍聴しに行った麻衣子はそのまま行方不明になり、智樹は麻衣子を捜し出そうとして見えてくる事件の真相。 裁判員となり、自分が下した判断による葛藤、責任感、裁判員の難しさ。 この場に自分もいたら、有罪の判決をしていたと思う。 話しに引き込まれてあっという間に読み終わりました。

Posted by ブクログ

2023/11/29

裁判員裁判制度と冤罪がテーマ。姉妹惨殺事件に裁判員として参加していた男女がそれを機に交際する。判決に疑問を持った女性が失踪、男性が真相に迫っていく。筋道がはっきりしているので読みやすかった。日本は「疑わしきは罰せず」理論なので、遺族や被害者に寄り添った判決にはならないことが多いか...

裁判員裁判制度と冤罪がテーマ。姉妹惨殺事件に裁判員として参加していた男女がそれを機に交際する。判決に疑問を持った女性が失踪、男性が真相に迫っていく。筋道がはっきりしているので読みやすかった。日本は「疑わしきは罰せず」理論なので、遺族や被害者に寄り添った判決にはならないことが多いかもしれない。冤罪はあってはならない。それでも限りなく黒に近い灰色を無罪にするのは一般人の裁判員には難しい。

Posted by ブクログ

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