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ベートーヴェンのトリセツ 指揮者が読み解く天才のスゴさ
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ベートーヴェンのトリセツ 指揮者が読み解く天才のスゴさ

曽我大介(著者)

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ベートーヴェンのトリセツ 指揮者が読み解く天才のスゴさ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽之友社
発売年月日 2021/12/20
JAN 9784276200128

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2025/06/01

 ベートーヴェンがどれくらい天才だったのか、作曲技法のなかにどんなに画期的なことを持ち込んだのか、指揮者の立場から親切に解説して下さった本。  例えば拍子を崩したりリズムの重心をずらすことによって聴き手を混乱させ、緊張や興奮を呼ぶ手法を沢山使った。それは例えば、三拍子の曲の中で2...

 ベートーヴェンがどれくらい天才だったのか、作曲技法のなかにどんなに画期的なことを持ち込んだのか、指揮者の立場から親切に解説して下さった本。  例えば拍子を崩したりリズムの重心をずらすことによって聴き手を混乱させ、緊張や興奮を呼ぶ手法を沢山使った。それは例えば、三拍子の曲の中で2小節まとめてそれを3つの拍に分けて、大きな3拍子に聞かせる(ヘミオラ)部分を作ったり、2拍子の曲に3拍子のパターンを持ち込んだり、3拍子の途中で4拍子に聞こえる部分を作ったり、和声の終止の力点を移動(1拍目→前の小節の最後の拍)するなど。  それから同じ音型を執拗に繰り返す(オスティナート)ことにより、聴くものをトランス状態に導く。こんな技法はロックのギターリフにも似てると思った。  一つの和音をゆったり順番に並べたり、「弱博に音符の塊を置いてバネが縮むような印象を与え、そこから次の強拍に向かって押し出す」ことによってスピード感を与えたりすることによって魅力的な主題を作ったら、それを反復させたり、変奏させたりして、長い楽節をつくり、また、色んな部分に主題を忍ばせたり、全楽章通して同じ主題を変形させて使ったりと、聴きてを飽きさせない工夫が沢山。   九つの交響曲について、それぞれ解説されている。  例えば交響曲第7番については、各楽章で印象的なリズムとビートについて 第1楽章 基本のリズムが3拍子的要素と2拍子的要素を内包している。その二つの拍子の要素がぶつかりあうことで、推進力と緊張が生まれる。 第2楽章 古代ギリシャのダクテュロス(長短短格)と呼ばれていた韻律のリズム 第3楽章 激しい農民の踊りを思わせるリズム 第4楽章 「裏打ち」の強打。ロックンロールの手法。  他にも転調のことや楽器のパス回しなど魅力的な手法について沢山解説してくれている。  朝比奈隆指揮の大阪フィルのベートーヴェン交響曲全集を聴きながら読んだ。ゆっくり、堂々とした演奏で、各パートが何やってるかよく聴こえてくる。「こんな部分あったっけ?」と発見もくれる演奏。この本の著者の曽我大介さんが、どれだけ割愛したか分かるくらいベートーヴェンの交響曲には語り尽くせない魅力が沢山ありそうだ、と聴いていて思った。  クラシック音楽というと「古い、堅い、難しい」と敬遠する人もいるが、ずっと遺ってきたものというのはその時代、最先端でかつ後世の人にも簡単に真似出来ないクールなものなんだよね。

Posted by ブクログ