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うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に 岩波新書1907
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うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に 岩波新書1907

今野真二(著者)

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うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に 岩波新書1907

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2021/12/20
JAN 9784004319078

うつりゆく日本語をよむ

¥220

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2023/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

指摘が細かすぎているのではないか。筆者のように考えていては、話し言葉も書き言葉も使えなくなってしまうような気がする。言葉は生き物だ。もう少し柔軟な姿勢で言葉を受け止めてよいのではないだろうか。

Posted by ブクログ

2022/12/29

ことばの乱れが指摘されて久しい。 この本でも言葉についての危機感を露わにする言論が多く、気が滅入りそうになる。 これまで読んだ本では話し言葉の乱れが多かったが、この本では新聞記事の文章について指摘している点が興味深い。 「ザックリ」「心が折れる」「降臨」などのよく見る表現…私も...

ことばの乱れが指摘されて久しい。 この本でも言葉についての危機感を露わにする言論が多く、気が滅入りそうになる。 これまで読んだ本では話し言葉の乱れが多かったが、この本では新聞記事の文章について指摘している点が興味深い。 「ザックリ」「心が折れる」「降臨」などのよく見る表現…私も気づきませんでした。 読みつつ自身のことばもかなりいい加減になっていると思い、反省するしかなかった。 近頃の言葉は、「気持ち」をどれほど面白おかしく、印象的に述べられるかが重視されているのだろうか。 言葉は思考を表面化していること、 書き言葉、話し言葉、打ち言葉の繋がり、 話し言葉の「ブレーキ」となりうる「書き言葉」の重要性…。 多少は年配の方が文句を垂れているような文もあり、ちょっと説教されているようにも感じられることはあるものの、改めて言葉をたんなるコミュニケーションのための道具にせず、文化として継承していくものにするためのヒントがたくさん書かれた本であった。

Posted by ブクログ

2022/12/24

「はじめに」より 「言語はそれを使う人の集団によって『共有』されている。(中略)多くの人に共有されている日本語も、限定された集団に共有されている日本語も、どちらも日本語だ。」 その他 「言葉は自然習得できる、というが、そういう場合の『言語』は『話しことば』のことだ。」 「...

「はじめに」より 「言語はそれを使う人の集団によって『共有』されている。(中略)多くの人に共有されている日本語も、限定された集団に共有されている日本語も、どちらも日本語だ。」 その他 「言葉は自然習得できる、というが、そういう場合の『言語』は『話しことば』のことだ。」 「『情報』を目的に合わせて『圧縮』して『構造化』して提示するのが『書きことば』だと思えばよいだろう」 「新聞などで使われていた標準的な『書きことば』も『話しことば』化し、その結果、日常的な言語生活で標準的な『書きことば』に接する機会がなくなってきた」 など、なるほど、と思える文が多かったです。 「壊れた日本語」については、「心が折れる」「心に刺さる」など挙げられていましたが、私は気持ちを表すのにふさわしい表現であればいいと思います。 終章より 「日本語がうつりゆき、過去の日本語とは異なってきていることを歎くのではなく、まずはそうなっているのだなと観察する。そしてその日本語が思考のための器であることを思う時に、『どうすればよいか』ということについては一人一人が考えていくしかないだろう。」 大学の先生らしい文で、大学生におすすめ。

Posted by ブクログ

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