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脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/12/16 |
| JAN | 9784065265154 |

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脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか
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商品レビュー
4.1
48件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカにいるネズミの脳波を、ブラジルにいるネズミに送ることで、アメリカネズミが押したボタンと同じボタンをブラジルネズミがリアルタイムで押せるようになった研究 ⇒意図 主体性 メタ認知(これは誰の情報か) がないから意思疎通じゃなさそう ネズミに地磁気を感じるセンサーをつけて、地磁気を参考にして迷路を解かせた(東側に必ず餌がある) ⇒数日後には解けるように。⇒脳はこれまで感じたことのない刺激に対してすぐに反応し、適応可能 BMI ⇒考えていることを直接文章にしたり、他人が見ている夢を見ることもできる。 MuZero:汎用型ボードゲームシステム。そのゲームのルールさえ与えられれば、囲碁だろうと将棋だろうと何でも、三時間後くらいには人間を凌駕する強さになる。 教師なし学習 最近のAIは脳とは似ていない構造になってきている。脳とAIは離れていってしまうのか? ⇒そうではないというのが本書の主張 非侵襲的手法における脳波では、文字認識はできない。侵襲的手法であればある程度できる(てんかんの治療で脳に電極を刺した際にわかったこと) 人工眼球はできているが、人工視神経を作るのが難しい。4億6千万本とかあるので、1mmであってもその分厚さが40万mとかになってしまう⇒目を経由せず直接脳を刺激することで見えるようにした研究 現実世界をシミュレーションできる環境の構築⇒外科手術・バカンス気分になれるなどの応用 バーチャルネズミをシミュレーション⇒今まで半年とかかかっていた実験をたった数日でできる 対象に意識があるかどうかを論じる学問⇒統合情報理論(情報が豊富に存在し、かつそれが統合されているとき、対象は意識を持つと仮定して、その公理を基に意識について論じる学問。関数Φで表す。植物状態の人間の意識が戻ることを予測できた)⇒この理論によると、AIは、その構成要素であるトランジスタには情報量が一切なく、φがゼロなので、意識は宿らないと結論付けられる。⇒意識の謎が解ければ、コンピュータ上に意識をアップロード可能になるかも AIの知能が人間に届いているかどうかを確認するテストとしてチューリングテストがある。書き言葉においてはある程度クリアしているようだが、話し言葉ではクリアしていなさそう⇒話し言葉の学習教材の少なさ・会話目的の欠如(AIは外部から目的を与えられないと目的を持てない)・メタ認知の難しさ・身体性など Neuralink:それまで100個程度の電極が限界だったものを、数千個の電極のチップをいくつも埋め込めるという利点がある。また、手術をロボットが行うという技術革新もあった。脳というのは血管が少しでも傷つくとやばいのだが、血管をよけて手術するロボットが誕生 Neuralinkから、1024チャネル埋め込まれた猿が卓球ゲームをしたという研究が出た。 電極の劣化・脳深部への電極挿入が課題。三大欲求などの原始的欲求は脳深部に存在 LとRの音を聞き分けられないのは、耳のせいではなく、一次聴覚野からの接続が上手くいっていないから。 超音波を用いて脳の神経細胞を刺激するという非侵襲的手法がある。時間分解能・空間分解能両方において非侵襲的電気や磁気より高精度だが、作用メカニズム不明という欠点 自律的に化学実験を行えるロボットも存在。AIはリソースが人間より圧倒的に多いので、仮説を立てて演繹するのではなく、全てのありうる可能性をしらみつぶしにすることが可能 シンプルな形の自然現象をよしとする(オッカムの剃刀)のは、人間の認知限界からくるのではないかという説⇒AI時代には、パラメータ数をめっちゃ多くして、ある事柄にのみ特化したモデル化をするということも行われる。ダイレクトフィット ⇨物理現象にはどう言う制約があるのかということを理解することが目的であるため、簡潔な法則が望まれる。 10^9 パラメータのNNが「ある現象」を完全再現できても それは * なぜそうなるのか * どの条件で破綻するのか * 他の現象にどう一般化できるのか を何も語らない オッカムの剃刀は構造の抽出であるから。という反論もある
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ディストピアの予兆を感じさせるほど、脳科学とコンピュータ技術は急速に相互進化している。そもそもコンピュータや人工知能は脳の模倣から始まり、そこで得られた技術が再び脳研究に応用され、さらに新しい発見を生む。その循環が高速化している。 現時点で人工知能は認知や判断の領域では人間を上...
ディストピアの予兆を感じさせるほど、脳科学とコンピュータ技術は急速に相互進化している。そもそもコンピュータや人工知能は脳の模倣から始まり、そこで得られた技術が再び脳研究に応用され、さらに新しい発見を生む。その循環が高速化している。 現時点で人工知能は認知や判断の領域では人間を上回りつつあるが、まだ「感情」を正確に読み取る段階には達していない。だが脳科学がさらに進歩すれば、五感を再現できるAIが生まれ、より強固なAGI(汎用人工知能)へ近づく。感情を読み取り、自分で仮説を立て、実行し、フィードバックできる存在が現れるだろう。 私達は常に人間が何者であるかを問い続ける必要がある。著者が述べるように、人間が人間である理由を考え続けなければ、私たちは電気信号に影響されるだけの有機体へと近づいてしまう。 将来、もし脳にAIを組み込む技術が実用化されれば、電気刺激によって睡眠・食欲・集中力などを自在に調整でき、健康状態の常時モニタリングや鬱病・癌の治療、さらにはテレパシーの実現や、自分好みのバーチャル世界を自由に行き来することすら可能になるだろう。 そしてニューラリンクの技術は本当に異様なレベルに到達している。イーロン・マスクのやっていることは常識の外側だ。髪の毛より細い電極を千本以上も脳に埋め込むという発想自体、常人には理解しがたいが、これが天才というやつであろう。
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表題の「〜どこまで拡張できるのか」については、答えは出ていない。 AIが人間を助けてくれる存在であり続けるなら、本当に頼りになるだろう。でも、あり続けない世界なんて本当にあり得るのだろうか?あり得た場合人間はそれを止める、あるいは壊すことはできるのだろうか… どうかどうか、原子力...
表題の「〜どこまで拡張できるのか」については、答えは出ていない。 AIが人間を助けてくれる存在であり続けるなら、本当に頼りになるだろう。でも、あり続けない世界なんて本当にあり得るのだろうか?あり得た場合人間はそれを止める、あるいは壊すことはできるのだろうか… どうかどうか、原子力の発明のようなことにならないことを切に願ってやまない…
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