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最終列車
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/12/10 |
JAN | 9784065263525 |
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
雑誌や新聞に連載された短いコラムが元になっている。さあ、今日はじっくり本読むか! というようなときに読むには向いてない内容。読んでいる途中にそれに気がつき、じゃあいっそ、と思って、通勤電車内で読むことにした。数駅移動する間にコラム4−5本分読め、俄然読み進めるのが楽しくなった。...
雑誌や新聞に連載された短いコラムが元になっている。さあ、今日はじっくり本読むか! というようなときに読むには向いてない内容。読んでいる途中にそれに気がつき、じゃあいっそ、と思って、通勤電車内で読むことにした。数駅移動する間にコラム4−5本分読め、俄然読み進めるのが楽しくなった。内容は鉄道に関するよもやまばなしなんだけれども、この著者なので、鉄道と政治、特に天皇制についての記述が多い。天皇制についてでいうと、江戸幕府が崩壊し日本橋を中心とした一極集中システムが失われたのを補うために、行幸通りを介し皇居と繋がる東京駅が建設された、東京駅は天皇のための駅としてつくられたのだ、という指摘が目から鱗だった(pp73-75)。著者の個人的なことが書かれた箇所では、千葉県民にはお馴染みのオトタチバナヒメ伝承と袖ヶ浦や木更津などの地名の由来を、著者の母の急死を知り実家に慌てて戻る途中で思い出し、蘇我駅を経由する際に、蘇我は、入水したオトタチバナヒメが流れ着き「我、蘇り」と言った場所であることに思い至り、亡き母を思い車内で涙を流すところ(pp282-283)に、読むこちらも思わず涙を流した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 第1章 菊と鉄道 第2章 駅と西武と 第3章 鉄路の空間政治学 第4章 年々歳々 第5章 列車はなにを運ぶのか? 第6章 鉄道と私 第7章 コロナと鉄道 <内容> 近現代の政治思想史の原さん、鉄道関係の本。講談社のPR誌「本」に連載していた最後の部分と「群像」に2021年に書いた記事を編集、加筆したもの。「本」の連載は『鉄道ひとつばなし1~3』『思索の源泉としての鉄道』となっている(『鉄道ひとつばなし』は現在電子書籍のみ…)。朝日新聞土曜別冊beにも「歴史のダイヤグラム」を連載しており、鉄道と政治思想を絡めた内容は、他の追随がないのではないか?自身の経験も加味され、今縮小しか考えていない、各鉄道会社への厳しい指摘が多い。
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鉄道を軸にしながら、天皇、政治、文学の領域を行き来する原武史先生。この本もいつもの感じでテンポよく話は読んでいくことができる。 ただ最終列車というタイトルが意味するところを考えると寂しくもなり、次の旅があすから始まるのだと前向きにもなれたりもして、不思議な感覚になった。
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