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地方メディアの逆襲 ちくま新書1623
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2021/12/09 |
JAN | 9784480074454 |
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地方メディアの逆襲
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地方メディアの逆襲
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
ネットニュースを見てがっかりすることが多い。見出しの印象と内容とに齟齬があるような、それも意図的にしているのが透けて見える。「誰のためにニュースがあるのか」(110頁)。 被害者報道については(第5章)、知る自由・表現の自由・取材の自由と、被害者・遺族のプライバシーが衝突し...
ネットニュースを見てがっかりすることが多い。見出しの印象と内容とに齟齬があるような、それも意図的にしているのが透けて見える。「誰のためにニュースがあるのか」(110頁)。 被害者報道については(第5章)、知る自由・表現の自由・取材の自由と、被害者・遺族のプライバシーが衝突し、それらの対抗する利益をどのように調整するのかと問題が整理される。しかし、取材の場で起きていることは、衝突などではなく完全なすれ違いである(188頁参照)。自らを公共の利益に「奉仕する」者として正当化しておいて、自社の経済的利益を優先させ、記者の昇進を優先させることは背理である。そのような矢印の方向のずれがジャーナリズムに不信感をもたらしている。 地球温暖化の影響がまず最初に貧困地域に圧力を与えるのと同じように、中心で起こっている問題のしわ寄せが来るのは周辺領域であるという構造があるようだ。それゆえ、地方をわがごととして直視している地方メディアは、中央に逆襲しうる存在となる。地方メディアが発信するのはローカルニュースなどではなく、日本全体の問題の核心であるかもしれない。 記者自身の昇進のため、pv数を稼ぐためのニュースは百害あって一利なしである。ドラマチックなスキャンダルなんかより、世の中にあるのは退屈な、凡庸な悪であること(250頁)は、ニュースを受け取る私にとっても、肝に銘じておくべきだと考えた。
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序盤から紹介されるエピソードが立て続けにイデオロギー強め。著者のスタンスなのか、対権力・対中央ってやってるとメディア自身のスタンスがそうなるのか興味深い。反対に右傾化する在阪メディアは自主規制の緩さと対権力ではなく対首都圏メディアへの意識の強さが原因かも。 長期間地域密着で取材す...
序盤から紹介されるエピソードが立て続けにイデオロギー強め。著者のスタンスなのか、対権力・対中央ってやってるとメディア自身のスタンスがそうなるのか興味深い。反対に右傾化する在阪メディアは自主規制の緩さと対権力ではなく対首都圏メディアへの意識の強さが原因かも。 長期間地域密着で取材することにより掴めるネタはあるだろうし地方メディアは必要だと感じた。 あと一番地方メディアが必要な地域は東京。雪降ったとかナントカ線の人身事故とか麻布グルメとかローカルな話題は地域内で収めて外には漏らさないでほしい。
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