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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2021/12/03 |
| JAN | 9784087717747 |
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商品レビュー
4.1
57件のお客様レビュー
2021年発表の競馬小説。 物語の舞台は「北海道の湘南」と評される浦河町で、著者の馳星周氏の生まれ故郷でもある。 主人公の平野敬は装蹄師という仕事をしていて、競走馬の蹄に蹄鉄を打つことをなりわいにしているから、馬をみる目に長けている。 で、運命的に出会った「エゴンウレア」とい...
2021年発表の競馬小説。 物語の舞台は「北海道の湘南」と評される浦河町で、著者の馳星周氏の生まれ故郷でもある。 主人公の平野敬は装蹄師という仕事をしていて、競走馬の蹄に蹄鉄を打つことをなりわいにしているから、馬をみる目に長けている。 で、運命的に出会った「エゴンウレア」という馬がすごい才能持っていることに気付くんだけど、このエゴンくんがとんでもない暴れ馬っぷり。 そう、この馬にはモデルがいる。いまだファンが多い、伝説のステイゴールドという馬だ。 「ステイゴールド」のバスク語の呼び名が「エゴンウレア」で、本のタイトル「黄金旅程」も、香港ヴァーズで付けられた翻訳名だ。 実馬のステイゴールドのやんちゃっぷりはすさまじく、現役時代の武勇伝は数しれない。まさにサラブレッド界のアウトロー的存在で、馳星周が大ファンになるのもうなづける。なかでも2001年のラストラン、ステイゴールドが武豊と臨んだ香港ヴァーズのラスト200mの激走ぶりはすごい! 物語は、そんな現実の名馬の生涯を下敷きにしながら、不器用に生きてきた主人公の敬が、周囲の人々との交流を経て徐々に変化していく過程を描いていて、人間のドラマとしても面白い。 ややもすれば滝沢馬琴の作品みたいに、もっと長大な、感動巨編にもできるんだろうけど、馳星周のすごいところは、それをあっさりと終えてしまう潔さだと思う。 志賀直哉が持っていたような、小説の適切な文章量の目安とか、簡潔明瞭な日本語表現が持つ美しさの感覚が馳星周の文章には備わっていて、地味にすごいと思うんです。 この簡素な感じで物語を走り終える感じが。 それは、武豊がG1香港ヴァーズで7歳の老馬ステイゴールドと人馬一体になり、奇跡の猛追で勝ったときにかけた「まるで羽が生えたような走りだった」という言葉を彷彿させる物語の閉じ方だった。
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黄金旅程=名馬ステイゴールドをモデルとした作品。現役時代はシルバーコレクターと言われたほど2着を入賞をいくつも果たし、最後の最後でG1香港ヴァースを制して種牡馬入りした名馬。代表産駒は三冠馬オルフェープル、ゴールドシップなど多くのG1馬を輩出。競馬好きの自分としても大好きな馬の一...
黄金旅程=名馬ステイゴールドをモデルとした作品。現役時代はシルバーコレクターと言われたほど2着を入賞をいくつも果たし、最後の最後でG1香港ヴァースを制して種牡馬入りした名馬。代表産駒は三冠馬オルフェープル、ゴールドシップなど多くのG1馬を輩出。競馬好きの自分としても大好きな馬の一頭だ。 本書はステイゴールドをモデルにしたエゴンウレアという馬を勝たせるために牧場主、調教師、育成師、蹄鉄師、獣医師が苦難を乗り越えていくという設定。 走れなくなった馬たちの行く末にも焦点を当てた良い作品だと思った。 やくざとの駆け引きの箇所(地震で主人公だけ助かる)はありえないなーと少し思ってしまった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日曜劇場の「ザ・ロイヤルファミリー」という、競馬に関するドラマが面白すぎるため、それに並行してこの本を手に取ってみました。 競馬に魅入り、深い情熱を持った多くの人々がたった1匹の馬に携わり、同じ夢を見ていることに胸が熱くなりました。 年々、衰退の一途を辿る北海道の馬牧場の関係者達が不幸に見舞われる中、彼等は本作に登場する馬「エゴンウレア」に希望を託し、彼は皆の期待を背に大きなレースに臨む。 思いや感情なんか、分かち合うことができるはずもない人間と馬の関係。しかし、懸命にそのレースを駆けるエゴンに対して私。読みながら力強く握り拳を作ってしまいました。まるで、出走前の騎手が手綱を力強く握るような、そんな感じで。 1番好きなのは、朝日が栗毛であるエゴンをより煌びやかにさせるシーン。北海道の広大な牧場に金色の雄々しい馬が佇んでいる情景を想像して、荘厳さを感じさせられました。
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