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銀河一族
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 短歌研究社 |
| 発売年月日 | 2021/11/30 |
| JAN | 9784862726933 |
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銀河一族
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
家族や個人のアイデンティティを深く掘り下げた短歌集であり、作者のルーツや苦悩を詠み上げています。作品は、戦後の一族の歴史や、自己の構築に関する生々しい感情を反映しており、特に家族との関係や性の葛藤がテーマとして浮かび上がります。短歌は、日常の瞬間や感情を切り取り、時事に即した視点も交えながら、作者の内面を赤裸々に表現しています。読者は、彼の言葉を通じて、自己の存在や社会との関わりについて考えさせられることでしょう。表現の中には、愛や孤独、社会の枷に対する抵抗の意志が込められており、共感を呼ぶ力強いメッセージが感じられます。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
一族とあるように、作者のルーツを遡った短歌集。 刻々を切り取った連作の様な短歌。 自己の構築、別作品で言えば血と骨の様な、もっと生々しいものが、生活の中で出てくる片鱗の様なものを紐解いていく。 順序の踏み方が短歌というのが本人の落ち着き方なのか、それが構築するために必要な儀式なの...
一族とあるように、作者のルーツを遡った短歌集。 刻々を切り取った連作の様な短歌。 自己の構築、別作品で言えば血と骨の様な、もっと生々しいものが、生活の中で出てくる片鱗の様なものを紐解いていく。 順序の踏み方が短歌というのが本人の落ち着き方なのか、それが構築するために必要な儀式なのかはわからないけれど、読者として何かそよ風ぐらいの気配を感じたい。 好きなのは 行き先のわからぬ船にゆくりなくわれら乗り合わせてしまひたり 絶対に超えてはならぬ白線の外から君の職場を見つむ
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小佐野彈さんの歌集ですね。 小佐野彈さん(1983年、東京生まれ)歌人、作家、実業家。 『この歌集には、「短歌研究」二〇一九年七月号から二〇二一年九月号まで続いた作品連載「銀河一族」シリーズ二四〇首を中心に、二〇一八年から二〇二一年までのおよそ三年半のあいだに生まれた歌たちを選び...
小佐野彈さんの歌集ですね。 小佐野彈さん(1983年、東京生まれ)歌人、作家、実業家。 『この歌集には、「短歌研究」二〇一九年七月号から二〇二一年九月号まで続いた作品連載「銀河一族」シリーズ二四〇首を中心に、二〇一八年から二〇二一年までのおよそ三年半のあいだに生まれた歌たちを選び、収めました。』との事です。 金色の渦のさなかに暮らしをり 小佐野家、または金色一族 この母にしてこの子ありわが胸の 奥にもあらむ 糸の泉が 江戸川をぎいこぎいこと 渡りゆく舟は見納め カーテンを開けばそこは目黒川 凍てつき切れぬ水がきらめく 甲板にならび見つめる ひむがしへ流されてゆく一羽の蝶を 校庭に児らを見守るまなざしの 熱を知りたし 知り得ぬゆゑに ぢやあ、またと去りゆく君のしらたまの 歯にしみとほる月になりたし ひとりでに三十路越えたる君の背に 小さき翼の芽を見つけたり 家族、小佐野一族を詠んだ短歌が多いですね。或いは時事に即した短歌などが中心の歌集です。 小佐野彈さんの第二歌集になります。 個人的には、余り好みではありませんが、赤裸々な胸中の叫びを詠まれているので、馴染みやすい歌人さんだと思います。俵万智さんの影響で短歌を読むようになられたようなので、率直な歌心が良いですね。 (=^ェ^=)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
作者・小佐野彈は 、1976年のロッキード事件の逮捕者の一人である小佐野賢治の家系だそうで、その家の中での苦悩がありありと歌われている。 さらに同性愛者であることを公表しており、セクシャリティ的な翳りも散りばめられていた。 全体的に、この作者にしか歌えない歌が詠まれていて、素晴らしい作品だと思った。 かなり写実的な短歌で、文脈や景色がよくわかる小説みたいに読める連作が多かった。 その意味で、読みやすくてスッと入ってくる感じがよかった。 また、賞もたくさんとっている歌人なだけあって、当然ながら短歌の技術もかなり高いと感じた。 読んでいて心地の良いリズム感と、詩的かつ写実的な言葉の選び方が秀逸だった。 メモした歌 ↓ けんと君が好きと言へない春が来てちひさき窓に降る小糠雨 異性愛などこの世にはない、と言ふごとくに楡は楡と寄り添ふ (もし明日さびしかつたらどうしよう。こんなに全部持つてゐるのに)
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