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ある詩人への挽歌 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2021/11/29 |
| JAN | 9784488182021 |

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ある詩人への挽歌
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ある詩人への挽歌
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商品レビュー
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イギリスの作家マイケル・イネスの長篇ミステリ作品『ある詩人への挽歌(原題:Lament for a Maker)』を読みました。 イギリスの作家の作品は、先日読了したダグ・ジョンストンの『ダークマター スケルフ葬儀社の探偵たち』以来ですね。 -----story--------...
イギリスの作家マイケル・イネスの長篇ミステリ作品『ある詩人への挽歌(原題:Lament for a Maker)』を読みました。 イギリスの作家の作品は、先日読了したダグ・ジョンストンの『ダークマター スケルフ葬儀社の探偵たち』以来ですね。 -----story------------- 名作ミステリ新訳プロジェクト 江戸川乱歩絶賛 イネスの最高傑作 極寒のスコットランド、エキセントリックな城主の死。 語り手が事件を描写するにつれ、謎はいっそう深まる! 【名作ミステリ新訳プロジェクト】 クリスマスの朝、エルカニー城主ラナルド・ガスリー墜落死の報がもたらされた。 自殺か他殺かすら曖昧で、唯一状況に通じていると考えられた城主の姪は恋人と駆け落ちし行方が知れない。 ラナルドの謎めいた死をめぐって、キンケイグ村の靴直しユーアン・ベル、大雪で立往生し城に身を寄せていた青年ノエル、捜査に当たったアプルビイ警部らの語りで状況が明かされていく。 ウィリアム・ダンバーの詩「詩人たちへの挽歌」を通奏低音として、幾重にも隠され次第に厚みを増す真相。 イネスの最高傑作にしてオールタイムベスト級ミステリ。 解説=若島正 ----------------------- 1938年(昭和13年)に刊行された作品……ジョン・アプルビイ警部シリーズの第3作で、江戸川乱歩の1935年(昭和10年)以降の海外ミステリベスト10で5位として紹介されている作品です。 ■ユーアン・ベルの語り ■ノエル・ギルビイの書簡 ■アルジョー・ウェイダーバーンの調査報告 ■ジョン・アブルビイ ■医師の遺言 ■ジョン・アブルビイ ■ユーアン・ベルによる結び ■解説 若島正 スコットランド、エルカニーの古城、当代城主ラナルド・ガスリーは桁外れの吝嗇漢で、地元の村人に嫌われていた……大雪の朝、ラナルド墜死の報がもたらされたが悲しむ者とていない、、、 奇矯な振る舞いが昂じ、とうとう気がふれたと思われていた城主の謎めいた死……村の長老、城に避難していた客、捜査官らは真実を知ろうと手を尽くし……。 マイケル・イネスの代表作として語られることの多い『ある詩人への挽歌』は、事件そのものよりも“語りの構造”が読者を翻弄する、非常に技巧的なミステリでした……スコットランドの寒村キンケイグで起きた転落死事件を、複数の語り手がそれぞれの視点で語り直していく多層的な構成は、まるで同じ出来事を別々の鏡に映しているようで、読み進めるほどに像が歪み、また別の輪郭が立ち上がってきます、、、 二転三転する真相の運びは、やはりイネスならではの知的な愉しさがあります……断片的だった証言が終盤で一気に収束し、事件の全体像が判明する瞬間の快感は、古典ミステリの醍醐味そのものでしたね。 ただ一方で、新訳版であっても読みやすさという点ではややハードルを感じました……語り手ごとに文体が大きく変わり、方言や語り癖が強く反映されるため、物語のリズムに乗るまでに少し時間がかかりました、、、 構成の妙を味わうため“意図的な読みにくさなのかもしれませんが、読者側に一定の集中力を求める作品であることは確かですね。 それでも、語りのズレが積み重なっていくことで生まれる不穏さや、スコットランドの荒涼とした風景が醸し出す静かな寒気は、他のミステリではなかなか得られない独特の読後感があり、構成の巧妙さが印象的な一冊でした。
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緻密に計算された謎と陰鬱な雰囲気の、いかにも乱歩好みの素晴らしい作品だった。 7章立てで、章ごとに話者が代わり、その度に新たな視点と情報が加わり、事件の様相がどんどん変わって行くのが楽しかった。掘れば掘るほど違う世界を見せてくれる、奥の深さに読む手が止まらなかった。 これは傑作!
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乱歩が高く評価した本作を新訳で読むことができて、とても嬉しい。乱歩は、前半を占めるスコットランド方言がほとんど理解できなかったと言っているが、翻訳で読むことのありがたさ、抵抗なく読み通すことができた。(訳文が原文の風合いを表現できているかどうかについては評価する能力がないので、...
乱歩が高く評価した本作を新訳で読むことができて、とても嬉しい。乱歩は、前半を占めるスコットランド方言がほとんど理解できなかったと言っているが、翻訳で読むことのありがたさ、抵抗なく読み通すことができた。(訳文が原文の風合いを表現できているかどうかについては評価する能力がないので、読み易かったと言うに留めたい。) 舞台は、スコットランドの古城。そこに住む主人は、古くからの一族の末裔だが、吝嗇漢で、地元の村人からは嫌われていた。彼が墜落死を遂げたとの報がもたらされる。その死の真相や如何に… 複数の語り手による語りにより、舞台背景や登場人物の性格、態度、お互いの関係などが、徐々に明らかにされていく。 前半の導入部から、後半は事件の真相解明になっていくのだが、納得のいく説明が、次の説明により覆され、これで終わりかと思ったら、最後にまた一捻りがあって、ラストまで間然としない。 ロマンスあり、幽霊談あり、クリスマスの雪に閉ざされた古城と、ミステリの舞台としては最高だし、古城を我が物顔で走り回るネズミが大きな役割を果たしているのも、なかなかシュールだ。 タイトルの由来は、スコットランドの詩人ウィリアム・ダンバーの『詩人たちへの挽歌』。過去の詩人たちを悼む詩で、各連の最終行で繰り返される「死の恐怖、我をさいなむ」(Timor Mortis conturbat me)が有名らしい。
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