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支える,支えられる,支え合う 岩波ジュニアスタートブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2021/11/29 |
JAN | 9784000272421 |
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支える,支えられる,支え合う
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
世の中には様々な要因で困っている人がいる。その人たちのことを知るだけでも支え合う社会の形成の一歩だろう。 それが中学生向けに書かれたこの本の意義なのだろう。 もちろん当事者にも助けを求めていいのだとも伝えてくれる。
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日本に住んでいると、日常的に見聞きすることが少ないだけに、ある程度意識していないと、どうしても移民については疎くなってしまう。まずは圧倒的に少数で、必然的に小さい声に耳を傾けるところから始めないと、何が問題で、どう考えたらよいのかなんて、考えることも出来ませんわな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サヘル・ローズさんの生い立ちを通していじめについて考えるのがトップトピック。 その後の章は、複雑な環境に生きる子どものための学習支援、発展途上国におけるマイクロファイナンス、病気治療中の子どものサポート、虐待環境からの自立といったテーマで構成されており、当事者や支援活動を行う人のリアルな体験が語られています。そして、それぞれの語り手、テーマに対するサヘルさんのコメントが添えられる。 テーマが盛りだくさんすぎて、すべてを浅く知り、頭の片隅で考える、という程度になってしまいそうですが、おそらくそれでいいのだと思います。浅くとも「知る」ことの重要性、そして小難しくないからこそ広く読める。 中学生がメインターゲットの本ですが、とても簡潔に書かれているので、小学校高学年でもいけるかと。 サヘルさんのいじめは異文化への無理解という側面もあったよう(経済的な困難による周りとの差異もかな)で、いじめを受けた当事者として、今いじめを受けている子どもへのメッセージ、そして加害者にならないために「違い」をどう捉えてどう考え、どう関わるのか、を伝えようとしています。
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