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ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史
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ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史

コリン・ディッキー(著者), 熊井ひろ美(訳者)

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ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2021/11/26
JAN 9784336071859

ゴーストランド

¥2,970

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

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2023/09/13

全米各地の幽霊話を、霊の実在を問うのではなく、何故そこにそのような物語が成立したのか、という観点から掘り下げていくという内容が面白かった。“言い伝え”と“事実”は恐ろしい程に乖離するのだということを知る。日本各地の都市伝説も、同じようにアプローチしてみたら、これも面白い結果になる...

全米各地の幽霊話を、霊の実在を問うのではなく、何故そこにそのような物語が成立したのか、という観点から掘り下げていくという内容が面白かった。“言い伝え”と“事実”は恐ろしい程に乖離するのだということを知る。日本各地の都市伝説も、同じようにアプローチしてみたら、これも面白い結果になるのではなかろうか。

Posted by ブクログ

2023/06/12

アメリカの幽霊と心霊現象の「背後」「側面」に迫った一冊。幽霊の実在を問うのではなく「どうしてそこに幽霊がいる・心霊現象が起きる(もしくは起きていない)といわれるのか?」に切り込み、そこに(副題にある)「アメリカ史」を見る…という視点はとても面白かった。 なぜ幽霊屋敷は誕生するのか...

アメリカの幽霊と心霊現象の「背後」「側面」に迫った一冊。幽霊の実在を問うのではなく「どうしてそこに幽霊がいる・心霊現象が起きる(もしくは起きていない)といわれるのか?」に切り込み、そこに(副題にある)「アメリカ史」を見る…という視点はとても面白かった。 なぜ幽霊屋敷は誕生するのか、先住民と土地にまつわる噂、奴隷制度の悲惨な歴史と幽霊が「出ない」理由、ゴーストツアーに群がる人々、幽霊話と犠牲者とその遺族、精神病院・墓地の変遷と幽霊がうまれるタイミング、人種差別に利用される心霊、IT時代・自動化時代の新しい幽霊観…。 「火のないところに煙は立たぬ」。 単に「廃墟だから」「事故物件だから」「なんか出そうだから」で止まらず、社会全体の根深い理由が染み付いている、それを解きほぐす・俯瞰する。 このアプローチは勉強になったし、なにより面白い! アメリカ史を学んでいる人ならまたより詳しく、違った視点で楽しめるのかな?

Posted by ブクログ

2022/09/06

「幽霊」とは何か、あるいは幽霊譚、取り憑かれた場所はなぜ生まれるのか。そこには光の当たるその土地の「正史」に隠された、しかし忘れ去られることをよしとしない陰の歴史が眠っている。類稀なる着眼点でもってアメリカ各地の幽霊出没地をめぐり、その陰に語り継がれる物語を紡ぎ出す。 大変興味深...

「幽霊」とは何か、あるいは幽霊譚、取り憑かれた場所はなぜ生まれるのか。そこには光の当たるその土地の「正史」に隠された、しかし忘れ去られることをよしとしない陰の歴史が眠っている。類稀なる着眼点でもってアメリカ各地の幽霊出没地をめぐり、その陰に語り継がれる物語を紡ぎ出す。 大変興味深い一冊。 ただまあ難を言うとちょっとレトリックが多すぎる気はしたのでそこは文体の好みが分かれるかなあ。

Posted by ブクログ

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