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麒麟児 角川文庫
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麒麟児 角川文庫

冲方丁(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/11/20
JAN 9784041117880

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商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2024/06/09

幕末から維新への時代の大きな変化の渦中に生きた勝海舟と西郷隆盛の漢っぷりが素晴らし過ぎて。 江戸城の無血開城までの互いの心理戦、時代が明治になっても自分の理想とする世の中とは程遠い現実に勝も西郷もそれぞれの立場でもがいている不条理さ。 何だか令和の現代になっても変わらぬ不条理さを...

幕末から維新への時代の大きな変化の渦中に生きた勝海舟と西郷隆盛の漢っぷりが素晴らし過ぎて。 江戸城の無血開城までの互いの心理戦、時代が明治になっても自分の理想とする世の中とは程遠い現実に勝も西郷もそれぞれの立場でもがいている不条理さ。 何だか令和の現代になっても変わらぬ不条理さを思い、憂いてしまうほどに感情移入をしてしまいました。 志半ばで命を落とした人達への思いの深さや敵であってもリスペクトする懐の深さには惚れます。 幕末維新に誰よりも漢気に溢れた生き様を見せつけられたような気がします。

Posted by ブクログ

2024/04/05

江戸が東京になったのは最近なんだなと、歴史を辿ってくると実感。こないだまで平安鎌倉読んでたからなぁ。室町桃山あたりも探してみるかー。歴史苦手でも読める。

Posted by ブクログ

2024/02/12

『天地明察』がとても面白かったので、冲方丁の他の歴史ものも読んでみようと手に取った一作。 幕末も幕末、江戸の無血開城直前における西郷と勝海舟の二人の、江戸での戦争を避けるための駆け引きが本筋。カバー画の荒々しい感じをよそに、血湧き肉躍るような戦いは一切出てこず、二人の心の動きや...

『天地明察』がとても面白かったので、冲方丁の他の歴史ものも読んでみようと手に取った一作。 幕末も幕末、江戸の無血開城直前における西郷と勝海舟の二人の、江戸での戦争を避けるための駆け引きが本筋。カバー画の荒々しい感じをよそに、血湧き肉躍るような戦いは一切出てこず、二人の心の動きや会話が繰り広げられる。 それが退屈かというとまったくそんなことはない。勝は、なんとかして主君の徳川慶喜に少しでも有利な条件を勝ち取りたい。西郷も、新政府軍には強硬派もいるものの、本人としてはなんとかして平和に主権交代を成し遂げたい。 その主張をストレートには表に出せず、それでもそれぞれの目的を達成するために交渉が繰り広げられる様を、読み手をはらはらさせながら展開していくのはお見事。 このあたりは題材としては手垢がつきすぎているし、冲方丁の筆致も一部司馬遼太郎っぽい感じになったりするが(これはもうどうしようもないね)、それでも独自の視点で切り込んだとても面白い作品だったと思う。

Posted by ブクログ

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