商品レビュー
3.9
9件のお客様レビュー
西欧の「家(館や屋敷を含む)」にまつわる短編小説を集めたホラー小説です。 怖くて恐ろしいものから切なく悲しいものがメインですが、中には心温まるものや、思わず笑ってしまいたくなるものもあります。 自分としてはブラム・ストーカーの「判事の家」とギ・ド・モーパッサンの「オルラ」が一二を...
西欧の「家(館や屋敷を含む)」にまつわる短編小説を集めたホラー小説です。 怖くて恐ろしいものから切なく悲しいものがメインですが、中には心温まるものや、思わず笑ってしまいたくなるものもあります。 自分としてはブラム・ストーカーの「判事の家」とギ・ド・モーパッサンの「オルラ」が一二を争う恐怖ストーリーで、ゾクゾクしました。
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ちょうど、併読していた村上春樹の「レキシントンの幽霊」にアッシャー家の崩壊にかけたジョークが出てきて、タイミングよく楽しむことができました。 怖さ、ということについて言うと、日本独特の、おどろおどろしい怨霊といった感じとは異なり、ホラーにファンタジー要素を含ませたような雰囲気の...
ちょうど、併読していた村上春樹の「レキシントンの幽霊」にアッシャー家の崩壊にかけたジョークが出てきて、タイミングよく楽しむことができました。 怖さ、ということについて言うと、日本独特の、おどろおどろしい怨霊といった感じとは異なり、ホラーにファンタジー要素を含ませたような雰囲気の作品が多いかも。 とくに、オスカーワイルドのカンタヴィルの幽霊は怖さというより、コミカルさと悲哀が漂う物語でした。 「怖い家」という、家を主題にしているのに、私が海外知識に乏しく、地名や建築様式がわからず、間取りもパッとは想像できずに、検索しながらの読了。 海外古典作品は、当時の時代背景が自然と物語の中に滲んでいて学びも多く、19世紀のアメリカ社会の風潮や、女性蔑視などが本作の短編にも窺え、ホラー以外の側面でも読み応え充分です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家・屋敷にちなんだ怪談話を集めたアンソロジー。 トップバッターが、ポーの『アッシャー家の崩壊』。このジャンルにおいて、いかに大ポーが世に与えた影響が大きいのか……。 O.ワイルドの作品が、このジャンルにしては珍しく、コメディ+ハッピーエンドで、面白かった。おすすめ。
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