1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(09) GCノベルズ

三嶋与夢(著者), 孟達(イラスト)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,320

¥1,045 定価より275円(20%)おトク

獲得ポイント9P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マイクロマガジン社
発売年月日 2021/11/30
JAN 9784867162149

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(09)

¥1,045

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/12/27

再びの王国編開始の巻。……なのだけれど物語の中核を成す筈の乙女ゲーム要素がかなりおかしな事になっているね 最初の王国編では攻略対象全員が別のモブキャラに惚れていて、共和国編ではヒロインと攻略対象達が不仲な状態になっていた。そう考えれば、本作において物語のスタート地点が普通だった事...

再びの王国編開始の巻。……なのだけれど物語の中核を成す筈の乙女ゲーム要素がかなりおかしな事になっているね 最初の王国編では攻略対象全員が別のモブキャラに惚れていて、共和国編ではヒロインと攻略対象達が不仲な状態になっていた。そう考えれば、本作において物語のスタート地点が普通だった事なんて無いのだけれど、今回は今回でこれまた面倒な事態のようで というか、攻略対象がストーリー開始前に女体化しているとか空前絶後な展開過ぎるよ……。アーロンって転生者の筈なのに、このままじゃもう一人の攻略対象であるジェイクと普通にカップル成立しそうなんですけど……(笑) 攻略対象が攻略対象から外れ、ヒロインのミアはゲームに居なかった男とイイ感じ。おまけにリオンもマリエもゲーム知識はほぼ無い状態。そして学園全体には謎のジャミング…… こうまで状況が不透明だとゲーム展開に従って出来ることなんて程度が知れている。まあ、既に公国を無力化している分、ゲーム展開上起きる問題は少なくなってる筈なのだけれど それでもリオンの周囲で不吉な事態が起きるとしたら、それこそリオンが原因となってくるわけで この巻、というか再びの王国編で問題となってくるのは乙女ゲームよりもリオンの存在かも知れないなぁ、なんて思ってしまう あまりに出世しすぎて他の貴族から注目の的であり、新たに登場した二人の人物からも注目されていた。更に今回の裏で起きていた問題は元を質せばリオンの行動が原因なわけだし 共和国編においてリオンは部外者だったから騒動に首を突っ込んでいく形になった。けれど、地元である王国編においては全ての因縁がリオンを中心に回り始めそうだ これまでは新しい物語が始まれば新しいヒロインが、みたいな構図が見られたけど、流石にゲームヒロインと悪役令嬢ならぬ悪役王女の立ち位置を見る限り今回はヒロインが新たに現れるということはないのかな その代わりに見えてくるのは既存ヒロインの献身だね。リオンにとってルクシオンが最大最高の相棒過ぎて目立つ機会の少ないアンジェリカやオリヴィア。この巻では彼女らなりの覚悟が見える描写が有ったね アンジェリカは実家と対立してもリオンの味方で居続けると決めて公私共に力強いサポートを続けている。オリヴィアは聖女の力を使いこなせるようになり学園をリオンに変わって守れるようになった また、ノエルも聖樹の力を使って敵を撃退していたね。これは聖樹がもっと成長すればノエルの力も増すということなのだろうか? そうした中で気になってくるのはやはりリオンの立場だなぁ… これまではリオンがルクシオンを使って暴れても、あまりにも圧倒的な力で敵を蹂躙するものだから、これは酷いと笑えるギャグ展開になっていた。それはある意味安心して読める展開。けれど、今回の暴動鎮圧は少し別の意味を持っていたような 王のお膝元で起きた騒動をリオンが簡単に制圧してしまった。それは王家を凌ぐ力を持っていることの何よりの証明 今回は毒に拠って行動不能になっていたローランドも流石に焦るだろうと思っていたら……どうにも別の思惑が有る?という事はリオンのやり過ぎな昇進やそれに伴って上がる注目度もローランドの計画の内だったりするんだろうか? それにしてもイイ感じになりつつ有るアーロン(アーレ)とジェイクはどうなっちゃうの……?このままだとアーレの正体を知っても無駄な男気を発揮して受け入れてしまいそうな未来が見えるのだけれど……

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品