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代表制民主主義はなぜ失敗したのか 集英社新書1094
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代表制民主主義はなぜ失敗したのか 集英社新書1094

藤井達夫(著者)

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代表制民主主義はなぜ失敗したのか 集英社新書1094

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/11/17
JAN 9784087211948

代表制民主主義はなぜ失敗したのか

¥220

商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2025/02/15

2025年に読むと、より危機感を感じられます。 「はじめに」にて、民主主義が専制の脅威にさらされていることを言及する箇所において、「選挙ではなく、能力と経験本意の選抜を勝ち抜いた政治的エリートによる支配」と中国との競争を指摘している。本書が出た2021年に、既に問題が発生していた...

2025年に読むと、より危機感を感じられます。 「はじめに」にて、民主主義が専制の脅威にさらされていることを言及する箇所において、「選挙ではなく、能力と経験本意の選抜を勝ち抜いた政治的エリートによる支配」と中国との競争を指摘している。本書が出た2021年に、既に問題が発生していたとはいえ、2025年は、上記の指摘を、より鮮明に(世界の政治から)目の当たりにしている。これほどまでに指摘が当たりまくるとは…と感心しながら読みました。

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2024/03/15

ルソーは「人間不平等起源論」で、本来平等で自由であったはずの人間たちの間に不平等が生まれ、自由が喪失されていく歴史の端緒は、すべての人間たちの共有のものを私有することによって開かれると述べている。 国家を誕生させた直接の原因は、万人の万人に対する闘争を終わらせるために人間たちが契...

ルソーは「人間不平等起源論」で、本来平等で自由であったはずの人間たちの間に不平等が生まれ、自由が喪失されていく歴史の端緒は、すべての人間たちの共有のものを私有することによって開かれると述べている。 国家を誕生させた直接の原因は、万人の万人に対する闘争を終わらせるために人間たちが契約を結び、為政者の職を設ける必要が生じたから。 民主主義がうまく機能するには、憲法や裁判所だけでなく、不文律の規範が必要なのだが、それがなし崩し的に反故にされることで、民主主義がおかしくなる 「社会契約論」における国家の目的は、安全と自由を構成員に提供すること。 そのためにはまず全面的な譲渡がなくてはならない。これにより共有のものとしての国家を設立する。 その国家という共有のものを一般意志の指導の下に置くことで、私物化を防ぐ。 共有のものの構築と私物化の防止こそ、自由でいるための不可欠条件 急速な近代化は、身分や土地によるそれまでの保護を奪うことで人々を根なし草的な存在にし、生活を不安定化させることになり、社会が液状化していった。 民主主義のシナリオは2つの終焉が生じることが予想される。 ①ロシアのようなポピュリストによる穏やかな専制政治 ②メリトクラシーに基づく中国的統治

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2022/10/30

題材が題材だけに全体的に文章も固いが、一つ一つの事は実例などを通じて分かりやすくしてある。それが、正に今、進行形の悪夢(youtuberが思い付きで立候補、撤回など)と重なり、スルメの様な本。氏はネットでダースレーダー氏との対話も興味深く拝見したのだが、それとは異なる側面も見えた...

題材が題材だけに全体的に文章も固いが、一つ一つの事は実例などを通じて分かりやすくしてある。それが、正に今、進行形の悪夢(youtuberが思い付きで立候補、撤回など)と重なり、スルメの様な本。氏はネットでダースレーダー氏との対話も興味深く拝見したのだが、それとは異なる側面も見えた。尚、本書は平成の正体の続編に当たるらしく、それも読んでみたいと思わせる力量。

Posted by ブクログ