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人はなぜ、愛するわが子を虐待するのか 児童虐待が繰り返される本当の原因を探る
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | みらいパブリッシング/星雲社 |
| 発売年月日 | 2021/11/15 |
| JAN | 9784434295799 |

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人はなぜ、愛するわが子を虐待するのか
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
保育者が日々のいろいろを考える時によんで欲しい本 教育・保育論集で図書館が紹介した本です。 ーーーーーーーーーーー 駅前キャンパス 配架場所コード:駅前書架 分類記号:367.6 著者記号:O ーーーーーーーーーーー
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子育て、虐待についての、生物の進化から見た面と、社会の変化から見た面とがわかりやすく紹介されています。 児童虐待は、個人の問題ではなく、社会の問題。 社会の側から変わっていこう、なんとかしよう、と訴える本書を執筆されたのが行政の方、というところにも希望を感じました。
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たまたま図書館で見つけただけの本書。よくある親子の連鎖的な話なんだろうな、と大した期待もせず、もっと通り一遍な論考に終わるものと高をくくっていたら、意外にも生物学的、社会学的見地からも考察されており、なかなかに興味深かった。 著者は、そもそもの児童虐待のルーツには、生物学的な理...
たまたま図書館で見つけただけの本書。よくある親子の連鎖的な話なんだろうな、と大した期待もせず、もっと通り一遍な論考に終わるものと高をくくっていたら、意外にも生物学的、社会学的見地からも考察されており、なかなかに興味深かった。 著者は、そもそもの児童虐待のルーツには、生物学的な理由があるのでは、と論じている。より生き残るための進化のはずが、人間の場合、相反する結果を呼んだのではないか、と。高度な知能を得た代わりに、その大きな脳が、出産に命の危険をもたらした。ここに、進化の矛盾があり、児童虐待の始まりがある。未熟で助けを借りないと生き延びられない赤ん坊は、泣く以外に主張するすべがない。その泣き声が、人類の生命を脅かす引き金であった、というのだ。確かに、その昔、まだヒトが狩猟採集で集団生活をしていたころ、彼らの周囲には野生動物という敵がたくさんいたわけで、夜中に泣き声をあげるなど、捕食動物の格好の餌食となりかねない。母親は、自身や集落の安全のために、とっさに口をふさぐ、などがあったのではないか。また、子どものイヤイヤ期は、子が自ら自立の第一歩を踏み出す期間として、親から離れる、つまり卒乳し、母親に次の妊娠のチャンスを作って、次なる子孫を残す一助に、そういう段階があるのではないか、とも言っている。かように、児童虐待が起きてしまうその根本原因を、いわゆる社会現象とだけとらえることをせず、生物学的な論考で仮設を立てていて、なかなかに面白い視点だと思った。 福祉の現場では、悲しいかな、すべて「申請主義」。だから、どこに言えばいいのかわからない、助けを求めるやり方もわからない、一歩を踏み出す力もない、SOSを出していいのかどうかもわからない、本当に支援が必要なひとが、その窓口にすらたどり着くことができないという旧態依然とした「お上」体制のまま。著者も言っているが、「支援を必要としている人に支援は一番届かない」。これが最大の問題だと思う。 著者がトライしたように、その根本を突き詰めるのもよいが、生物学的理由にしろ社会学的理由にしろ、結果として児童虐待という悲しい状況を生んでしまうのであれば、それは社会として手を打たなければならないことは明らかだ。その個人は、望んでそこに生まれたわけではないからだ。未熟な人間は、どうしたって環境の影響を大きく受けて人格が形成されていく。 旧児童福祉法では、明確に、国は子の健全育成の責任を親とともに負うと謳い、またすべての国民にたいしても、健全に子を育成する努力義務を謳っている。 子育て経験があればわかると思うが、子育ては決して一人ではできない。家族だけでは完結できないのだ。孤立化、密室化した家庭という環境が、児童虐待という悲しい現実を引き起こす。子は社会で育てる、という意識を全ての人が持てるように、周囲の人はもちろん、親自身もそう意識できるように社会を変えていかなければ、児童虐待はなくならない。 虐待を受けている子を救い出さなければならないのは当然だが、虐待をしてしまう親も、実は支援の必要な人なのだ。
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