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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール 光文社文庫
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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール 光文社文庫

呉勝浩(著者)

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雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール 光文社文庫

定価 ¥968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2021/11/16
JAN 9784334792664

雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール

¥770

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2024/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同著者の「爆弾」を読む前に、積ん読していたこちらをまず片付けようと思って読み始めました。 最初は時系列がぶつ切りにされていて流れが悪いような気がしたのですが、話が見えて来た途中からは加速がついて、思っていたより早く読み終えてしまいました。 これは正にセックス・アンド・バイオレンスの世界ですね。 ちょっと前に「冷たい熱帯魚」を観ていたせいか、これは映画化するなら園子温氏が適任であるように思います(諸事情で無理でしょうが)。 そういえば、園子温氏は、「愛のむきだし」という宗教団体映画も作っており、この本で色川という登場人物が作るカルト的サークルの描写とも親和性は高そうです。

Posted by ブクログ

2024/09/20

まさにやけくそキャノンボールだった。 理不尽で暴力的でイカレてたけど、読後感は最高。 ライトでエッジの効きまくった文体が気持ちよくて、内容はずっと最低だけど一気に駆け抜けちゃった。 いままで読んだ呉先生のなかで登場人物たちが一番トんでた。独特な言い回しをマシンガンみたいにしゃべり...

まさにやけくそキャノンボールだった。 理不尽で暴力的でイカレてたけど、読後感は最高。 ライトでエッジの効きまくった文体が気持ちよくて、内容はずっと最低だけど一気に駆け抜けちゃった。 いままで読んだ呉先生のなかで登場人物たちが一番トんでた。独特な言い回しをマシンガンみたいにしゃべり倒す葵ちゃんとテンション低めなのにワードチョイス面白い依子(本人はそんなつもりないんだろうけど)の会話ずーーーーっと読んでいたかった。終盤の葵ちゃんの「運が良かったな、ここがブロンクスじゃなくて病院で!」が大好きだったので病院で人をボコった時には是非使わせてもらおうとおもいました。(そんな時こないけど) あと、わたしはきっしょい脳みそ性器なおもしろイカレ男すきなので時郎くんでるたびきゃっきゃしてた。でもお気に入りキャラは兄貴です。最強の称号に弱い。 表紙裏は絶対読後に読んでください。

Posted by ブクログ

2024/03/16

めちゃくちゃでした。圧倒的な暴力と不快。 登場人物たちの誰ひとりとしてまともじゃない。ひどい話です。 でも、キャラとセリフが面白く顔を顰めながら笑ってしまい、スピード感に飲まれて先へ先へと読み進めました。 主人公たちが映画『ベイビーわるきゅーれ』の二人で脳内再生されました。

Posted by ブクログ

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