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スターメイカー ちくま文庫
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スターメイカー ちくま文庫

オラフ・ステープルドン(著者), 浜口稔(訳者)

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スターメイカー ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2021/11/12
JAN 9784480435651

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スターメイカー

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商品レビュー

3.2

10件のお客様レビュー

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2024/05/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

ごく一般的な夫として生きていた主人公が突然肉体を離れて、意識だけで宇宙に飛び立ってしまう――そこからの果てしない時の流れは壮大で遠大であり、次第に自分の想像力がついてこなくなる。理解力が及ばない点も多くあったので、ちゃんと読めたかどうかは怪しい。特に「神霊」というものを理解するのが難しい。 人類にもいろんな人類がいるという描写が興味深かった。中には生理的な嫌悪を感じるものもあり、自分がどこまで許容してどれほどの傲慢さを持っているかに気付かされたりした。 さまざまな人類のさまざまな戦争をずっと見ていたら、頭がおかしくなってしまいそうだ。 主人公が星から星へと飛び回るさまは、まるで神の視点みたいだと思っていた。主人公たちは姿がないから、うまく介入して「神の使者」として戦争を止めたりしている。もはやこの人たちがスターメイカーではと思ったりもした。でも作り手は他にいたのだな。 個人的に生に意味はないと思っているので、たとえスターメイカーが遊びや学びの一環で思いつきで星を作っていても何も思わない。そのような存在がいたら面白いなと、 単純に思う。こうやって宇宙が生まれて誰かの手のひらで転がされていたら面白いだろうなぁ。 訳者あとがきによると、第一次世界大戦を経験したことがかなり作品に影響しているようだ。夥しい被害を目にしていたであろうことを考えると、宇宙からの目線でこのような小説が生まれたのも分からなくはないような気がした。

Posted by ブクログ

2024/05/01

たしかSNSで話題になってたのを見て入手した本。読み始めるまでに少しかかったけど、読み始めたら期待以上に面白く、簡単な文章ではないのでじわじわと読み進め、ようやくフィニッシュ 第一次大戦を経験した著者が第二次大戦が迫る中で執筆した背景は重要だろうし、当時の天文学の最先端の影響も...

たしかSNSで話題になってたのを見て入手した本。読み始めるまでに少しかかったけど、読み始めたら期待以上に面白く、簡単な文章ではないのでじわじわと読み進め、ようやくフィニッシュ 第一次大戦を経験した著者が第二次大戦が迫る中で執筆した背景は重要だろうし、当時の天文学の最先端の影響もありそう それはそれとして、著者の想像力とそれを文章に現せる力量に感嘆のため息しかない。「世界」とは何か、著者なりの解釈が展開されるのを、目を丸くして眺めていた

Posted by ブクログ

2024/03/16

オラフ・ステープルドンの代表作。以前読んだ『シリウス』が良かったので、新訳が発刊されたこのタイミングで手に取ってみることに。 「肉体を離脱した主人公は、時間と空間を超え、宇宙の彼方へと探索の旅に出る。訪れた世界で出会った独自の進化を遂げた奇妙な人類と諸文明の興亡、宇宙の生命の生...

オラフ・ステープルドンの代表作。以前読んだ『シリウス』が良かったので、新訳が発刊されたこのタイミングで手に取ってみることに。 「肉体を離脱した主人公は、時間と空間を超え、宇宙の彼方へと探索の旅に出る。訪れた世界で出会った独自の進化を遂げた奇妙な人類と諸文明の興亡、宇宙の生命の生成と流転を、壮大なスケールと驚くべきイマジネーションで描いた幻想の宇宙誌。」(本書裏表紙のあらすじまま。) 幻想世界の宇宙をひたすらに描写したSFファンタジー。難解な上にテキスト量はかなりのボリュームなので、読み切るだけでも大変な内容。とりあえずでも読み切ることが出来たそこのあなた!・・・自分を褒めてあげましょう。(私も自分を褒めます。笑) まともに内容を考察しようとするとかなりヘビーなので、その幻想的なテキストに酔いしれるだけで終わっても良いかと。(難解SFあるある。)私にはハードルの高い作品だった。。。 著者は哲学が専門だったようで・・・哲学者の書いたSF小説と言われれば、なんとも納得してしまう。(『シリウス』はもっと読み易かったと思うのだがなぁ。)

Posted by ブクログ

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