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夫婦別姓 家族と多様性の各国事情 ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2021/11/10 |
JAN | 9784480074409 |
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
欧米と東アジアの計7カ国における、婚姻時の姓に関する多様な選択肢の事例を紹介する一冊です。 一言で「夫婦別姓ができる」と言っても、そこに至るまでの歴史的経緯や実際の細かな制度設計は各国で少しずつ異なり、選択肢も実は同姓・別姓だけに限りません。 また、制度を利用する市民側の名前や結婚に対する価値観も多様です。 本書はそうした様々な、子供も含めた家族のあり方を著者たち自身の経験談も交えて論じ、夫婦同姓を法律で強制する最後の国となってしまった日本の社会に対してより良い選択的夫婦別姓の設計に向けた議論を促します。 姓の実態について多面的に知る、最初の一歩にオススメの手軽な新書。 なお巻末には、選択的夫婦別姓の日本への導入を支持する有識者による座談会が収録されています。
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これは各国(イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、中国、韓国)の事情や理想や現実をわりと細かく説明していて良書だと思う。
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2010年代に、夫婦別姓が選択できない国は日本だけになった。 2015年最高裁で合憲判断が下された。 その後もさまざまな論点で訴訟が提起されるが、家裁申し立ては棄却、地裁提訴も棄却となり、司法による解決はなされていない。 与党自民党の中でも、緩やかな別姓を認容する意見が出ている...
2010年代に、夫婦別姓が選択できない国は日本だけになった。 2015年最高裁で合憲判断が下された。 その後もさまざまな論点で訴訟が提起されるが、家裁申し立ては棄却、地裁提訴も棄却となり、司法による解決はなされていない。 与党自民党の中でも、緩やかな別姓を認容する意見が出ている。 各新聞社等の調査によっても、やりたい人はやればいい、という意見があるにも関わらず、司法、立法の場では救われていないのが現状である。 一部強権派が家族の繋がりだとか日本の伝統ということを前面に出し、反対している。 本書はイギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、中国、韓国の7カ国に居住しているジャーナリストたちが、外国から見た日本の制度や、(姓を変えることの多い)女性の立場から提言する。 イギリスでは名前を変えることは簡単だという。 それは好ましくないのでは、と思うが、その社会での「普通」は他者からは奇異に映るものなのかもしれない。 イギリスの事例は、夫婦別姓反対の立場から見た「信じられない」「受け入れられない」といった気持ちを体験できた。 中韓については、妻は別の家の人(つまり仲間ではない)というところから出発している。 それは妻の立場が非常に弱いことを表していたのだろう。 しかし、それが時代が変わることで女性の自立に役立つという面が出てきた。 私は日本の制度というものは諸外国に比べ遜色ない部分、凌駕する部分もたくさんあると思っている。 民法は2020年に大きく変わったし、家族法だって変わってきている。 だから、どうしてこの部分だけ話が進まないのかわからない。 誰かの家を破壊するつもりもない、私の家を壊したくもない。 ただ単純に、「私」が「私」でいられるように、ただ、それだけなのだ。 議論は何十年も重ねられてきた。 今こそ、変わる時だ。
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