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剛心
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/11/05 |
JAN | 9784087717594 |
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剛心
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商品レビュー
4.4
22件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
建築の視点からみる明治。 洋風建築が時代の主流になっていくなか、古き良き日本の伝統建築と新しい知識を活かしていこうとする建築家、妻木の生き様が描かれる。 たった2週間で成し遂げた仮議院設立。 悲願の議院建築を成し遂げるのは弟子たちだったけれど、渋くて熱い物語だった。
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知り合いの幼馴染ということでこの作家さんのことを知り、幕末の青嵐に続いてこの本を拝読。歴史小説は好きなジャンルということもあり、楽しく読めた。実在の人物が出ると、読んでる時の妄想がフィクション以上に捗る感じがする。木内昇さんの上手さのおかげかもしれないけど。 歴史的建造物や高いビ...
知り合いの幼馴染ということでこの作家さんのことを知り、幕末の青嵐に続いてこの本を拝読。歴史小説は好きなジャンルということもあり、楽しく読めた。実在の人物が出ると、読んでる時の妄想がフィクション以上に捗る感じがする。木内昇さんの上手さのおかげかもしれないけど。 歴史的建造物や高いビルを愛でるのは好きだけど、技法には詳しくないので、作中の細かい描写にはついていけなかったところもあった。でも、妻木頼黄やその友人?弟子?意志を継ぐ者達の熱意が文字から伝わってきた。時代に翻弄されつつも自分の意思を持って突き進む男達の話は、シンプルにカッコいいな、と。 辰野金吾(東京駅の建築家)がすごい自己主張の激しい人扱い(からの悪役?っぽい感じ)されてたのが意外だったけど、国会議事堂と比べると確かに同じ時代に設計された建物とは思えない趣の違いを感じる。建物による主張か、土壌との調和か。どっちが良いってわけでもないとは思うけど、改めて明治大正昭和初期の建築を見たくなった一冊でした。
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ある時代に生きた男の伝記的な要素もあるヒューマンドラマでしたが、木内昇さんの類稀な文学の才能が発揮された文字通りの文学作品でした。私が現代作家随一の才能と豪語する木内昇作品を、今後とも皆さまどうか評価していただきたいと思います
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