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えほん遠野物語 しびと
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えほん遠野物語 しびと

柳田国男(原作), 京極夏彦(文), 阿部海太(絵)

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えほん遠野物語 しびと

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 汐文社
発売年月日 2021/11/01
JAN 9784811328478

えほん遠野物語 しびと

¥1,155

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2023/12/20

このシリーズの絵本って,大人が読んでもぞわぞわしますよね。 淡々とした語りの文章に,ぞくりとくる絵が付いていて,夜読むのは少し勇気がいる絵本です。生は案外しんと静かなもので,死の近くにあるもののような,そんな不思議さと怖さがじわじわと来る絵本です。 怖い本が好きなお子さんは,この...

このシリーズの絵本って,大人が読んでもぞわぞわしますよね。 淡々とした語りの文章に,ぞくりとくる絵が付いていて,夜読むのは少し勇気がいる絵本です。生は案外しんと静かなもので,死の近くにあるもののような,そんな不思議さと怖さがじわじわと来る絵本です。 怖い本が好きなお子さんは,このシリーズの絵本のぞわぞわ感が癖になるかも知れないです。 怖い物が好きな方,ぜひ,夏の蒸し暑い日に,部屋を暗くして読み聞かせ会をしてみてください!

Posted by ブクログ

2023/10/24

〝遠野では、「死人(しびと)」が帰ってくることがある・・・。 通夜の静けさのなか、裏口に死んだ人が立っていた...。 葬式を出して、供養してお棺を埋めた翌日の夜、父が帰って来た。死んだ父親は娘に「一緒に行こう、一緒に行こう」と言った...死人は、二階の壁にとりついて、恨みがましく...

〝遠野では、「死人(しびと)」が帰ってくることがある・・・。 通夜の静けさのなか、裏口に死んだ人が立っていた...。 葬式を出して、供養してお棺を埋めた翌日の夜、父が帰って来た。死んだ父親は娘に「一緒に行こう、一緒に行こう」と言った...死人は、二階の壁にとりついて、恨みがましく娘を睨んでいたという・・・こんなものは、もう幽霊なんかじゃない〟これは怖~い、現実味のある「えほん遠野物語シリ-ズ」からの一冊。

Posted by ブクログ

2023/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原作:柳田国男、文:京極夏彦、絵:阿部海太。原作は「遠野物語」の22、23、「遠野物語拾遺」の167,168。死んだ人間が生き返ってくる、幽霊あるいは怨霊なのか。生への執着あるいは生きている人への恨みはたまた愛情によるものなのか。死んだ父親が娘をあの世に連れて行こうとしたのを村人が刀を振り回し守った。2階の壁にとりついてうらみがましくにらんだ。こんなものは、もう幽霊じゃない。死人なのである。遠野の昔の不思議な話でした。「えほん遠野物語」3期、全12話コンプリート致しました。

Posted by ブクログ