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胃が合うふたり
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胃が合うふたり

千早茜(著者), 新井見枝香(著者)

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胃が合うふたり

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2021/10/29
JAN 9784103341932

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商品レビュー

4.2

51件のお客様レビュー

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2025/01/20

ダブルエッセイという珍しい形の本。 いや、世にはこんな本が沢山あるんだろうけど、私はエッセイ自体をそんなに読まない上に、2人のエッセイが代わる代わる載ってる本を読むことがほぼ初なので、珍しいと感じただけ。 対談とかなら読んだことあるけどなあ。 堀江さんと山崎さんの共著だったり、養...

ダブルエッセイという珍しい形の本。 いや、世にはこんな本が沢山あるんだろうけど、私はエッセイ自体をそんなに読まない上に、2人のエッセイが代わる代わる載ってる本を読むことがほぼ初なので、珍しいと感じただけ。 対談とかなら読んだことあるけどなあ。 堀江さんと山崎さんの共著だったり、養老さんと宮崎駿さんの対談だったり、伊集院さんと養老さんの本だったり。 ただそれは、エッセイというよりビジネス書の面が強かったり、対談というお話ししている面が強いから、ダブルエッセイとは感じなかったのかも。 ま、ダブルエッセイと言うのかどうかも知らないが。単純に、1人で書いたエッセイをシングルエッセイとするならば、2人で書いたエッセイはダブルエッセイになるだろう、と安易に思い付いた私の脳内での呼び名だから。 新井さんという書店員さんを存じ上げなかったんだが、文体がところどころ千早さんに似ている気がする。ほんと、気がする、程度。 パフェ先生と3人でパフェ巡りをして、それぞれが思い思いの行動を取っていて、それを2人とも心地よい空気感、もしくは距離感と言っていて、目からウロコが落ちる気配がした。 私は他人に興味がある方で、知らない人でも知ってる人でも距離を詰めようとするから、こんな風にパフェを一緒に食べていてお話に興じるわけでもなく、各々自由に過ごす空間はちょっと耐えられないと想像する。 人とご飯に行くなら、その人とおしゃべりしたいし、ご飯を味わうよりも目の前の人でいっぱいになってしまう。 そして別れた後に、そのご飯をやり直したいと思うことはなく、目の前の人に持って行かれすぎた意識を自分に戻すために、何かを食べたりする。 味わうことが目的なのではなく、意識を戻すため。 なので根本がもう違うなあ、と読んでいて感じた。 千早さんの「わるい食べもの」シリーズを3冊読んだ後だから、千早さんの文章は目に馴染みがある感じがする。けれども、新井さんの文章は読んだことがないため、新井さんの視点で書かれた出来事を、同時刻の千早さんの視点で読むと(おぉ、こんなこと思ってたんだ)(こんな風に受け取ってたんだ)と勝手にアナザーストーリーを体験できておもしろい。これこそがダブルエッセイの醍醐味。旨みの部分ですな。 読み終わった。 人との距離感が似ている2人だと感じた。 京都に住むことを決める、小説家活動について期限を決める、千早さんの決めるは潔くてかっこいい。わたしは決めた途端にブレてしまう。(結果決められていないということ)

Posted by ブクログ

2024/12/28

読んでいるとついつい百貨店の地下巡りをしたくなっちゃう。 千早茜さんのグルメっぷりもすごいな〜! こだわりをもって食べたいものがないなら、食べなくてもいい。飢えている方がまし。 この気持ちすごくわかる…。

Posted by ブクログ

2024/12/16

働いて、好きなものを思いっきり食べよう。 胃が合う2人が交互に綴るエッセイ。すごく面白かったです!美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、お腹すきます。笑

Posted by ブクログ