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邯鄲の島遥かなり(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/10/29 |
JAN | 9784103038757 |
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邯鄲の島遥かなり(下)
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商品レビュー
4.1
17件のお客様レビュー
ボリュームがすごいので、読みきれるか心配だったが、面白くて一気読みだった。 登場人物が多いので、むしろ集中して読んでよかったかも。 伊豆大島がモデルだそうだが、島の視点から、幕末〜令和の幕開けまでを追った壮大な物語。 機械が導入され、少しずつ本土と行き来できるようになり、選挙権...
ボリュームがすごいので、読みきれるか心配だったが、面白くて一気読みだった。 登場人物が多いので、むしろ集中して読んでよかったかも。 伊豆大島がモデルだそうだが、島の視点から、幕末〜令和の幕開けまでを追った壮大な物語。 機械が導入され、少しずつ本土と行き来できるようになり、選挙権、男女平等、大学進学から同性愛まで、ぐんぐん今に近づいてくる。 四代にわたっているのに、一人ひとりの物語をしっかり描ききっていて、ただ出来事の羅列になるわけでもなく、素直に感心。 傑物もいれば、見事に何者にもなれなかった者もいる。ただ、共通しているのは、全員一生懸命に生きているという点。 貫井さん自体読むのは久しぶり。既刊ももう一度見てみたい。
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読み終わるのが惜しいと思うくらい、この世界に没入してた。 こんな長編読めるのかなって不安があったのが嘘のよう。 心地よい読後感に浸ってます。 下巻のストーリーは、 戦後、戦災孤児となってしまった少年と、同じく家族を失った復員した青年の物語。 顔を半分やけどで醜くされてしまった青...
読み終わるのが惜しいと思うくらい、この世界に没入してた。 こんな長編読めるのかなって不安があったのが嘘のよう。 心地よい読後感に浸ってます。 下巻のストーリーは、 戦後、戦災孤児となってしまった少年と、同じく家族を失った復員した青年の物語。 顔を半分やけどで醜くされてしまった青年だけど、清々しい性格の良さと生命力に溢れたいい男。島を生き生きさせるように働くのだ。 野球にのめり込んだ少年の物語。 昔見たことある野球マンガの如く試合の描写が細かい。次はピッチャーはこんな球を投げてくるはずだから、バッターはこう考えているに違いない、、、とか、200ページ。 一ノ屋の血筋もLGBT問題で途絶えちゃうのか、っていう話。 ラストの話では、 島は火山島で、噴火に見舞われて、島民は皆東京に避難した。 それをきっかけに東京に残って島に戻らなかった少女は、東日本大震災を体験する。 ボランティア活動に参加する一方で島への思いに後ろめたさを覚えて葛藤する。 第17部まであったのね〜 いろんな物語が明治から平成まで、あぁ令和までちゃんと繋がって島の物語としてまとめられてて面白く読めました。 楽しかった〜
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2022.12 こうして人は紡がれていく行くんだな。これぞ大河小説。下巻まで読み進めていくと人が愛おしくなってきました。
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