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遊廓と日本人 講談社現代新書2638
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/10/20 |
JAN | 9784065260951 |
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商品レビュー
3.2
22件のお客様レビュー
遊廓跡地の雰囲気が好きで写真集などを買っていたのですが、「"昭和レトロ"や"建築好き"の類の好きと一緒にしてはいけないようなモヤモヤした気持ち」がありました。そのモヤモヤをこの本で理解することができた気がします。
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遊郭と言えば最近では人気アニメの舞台にもなる様な、江戸時代や明治時代の異質な雰囲気漂う場所に感じられる。遊郭は江戸時代にできたものではあるが、それ以前から遊女と呼ばれ、世の男性達と交わる事を生業とする女性は存在した。遊郭の起源は豊臣秀吉が各地に点在するその様な女性達の働く店と遊女...
遊郭と言えば最近では人気アニメの舞台にもなる様な、江戸時代や明治時代の異質な雰囲気漂う場所に感じられる。遊郭は江戸時代にできたものではあるが、それ以前から遊女と呼ばれ、世の男性達と交わる事を生業とする女性は存在した。遊郭の起源は豊臣秀吉が各地に点在するその様な女性達の働く店と遊女達を一箇所に集めた事であるが、最初にできたのは天下の台所大阪。時代が徳川政権になると現在の東京である江戸、日本橋人形町辺りに大規模な遊郭が形成されていく。遊女・遊郭と言えば夜の床を共にするイメージが強く出るが、実際には当時の女性達の中でも高い教養と知識、三味線や唄など芸能、当然ながら筆をとり文章も書ける存在として、現代社会で言えばエリート層のキャリアウーマンとでも言うべきであろうか。彼女らは勉強し、習い事にも励み自身を磨き上げる事で高い地位に上り詰めていった。 そうした女性達の日常の暮らしぶり、遊郭という現代社会では忘れ去られそうな庶民とは別格の遊び場、その成り立ちや振る舞いのルールなど、あらゆる側面から遊郭を解説していくのが本書である。そしてそこには古来日本の中で連綿と受け継がれてきたジェンダーの問題が潜んでおり、今なお就業環境に於いては数字が示す様な苦戦を強いられる女性における就業の在り方に対し課題を挙げていく。 話は戻り遊女は自分を磨く為に日々努力をし、庶民とは敢えて違う世界観を作り出す為に、遊郭独自の言葉や習慣を形成していった。一方で日本文化の象徴となる様な、季節に合わせた行事にも非常に敏感に反応し、それは遊女達が纏う衣装にも色濃く表現されている。男達はその様な自分の推しの遊女に惜しげもなく投資し、かつ遊女の方からは身なり(センス)や品格、人物感を評価されていた。当然格式の高い遊女に認められれば男としては最高の栄誉であったのだろう。遊女はそうした意味でも、単なる床を共にする間柄ではなく、現代のビジネスパートナーの様な位置付けであったのかもしれない。 その様な遊郭も世界の目から見れば売春宿に見えたであろうし、遊郭を扱った書籍や風刺画も大量に描かれ内情が広く知れ渡るにつれ、人権保護の観点から廃止の方向に向かっていく。世界の植民主義に見られる様な奴隷制度とは異なるものである事は明確だが、前借り(借金)のかたにされて、強制的に働かざるを得ないという点では納得もいく。自由に働く場所や仕事内容を選ぶことが出来ない事には大いに問題がある。 その様な問題を抱えながらも、現代でいうテーマパーク(実際に行事があれば、子供を連れ添った親が見物に行っていた)にあたる遊郭。日本の文化を守り発展させ、時代に先駆けて女性が社会進出を普通に成し遂げていた世界。それらを知る事で、今後のジェンダーレスな働き方、社会的・生物学的な制約を乗り越えて誰もがなりたい自分に向かう事が可能な世界を作らなければならないと感じた。
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帯には「入門の決定版」とあったのですね。 普通のことしか書いていないという言い方は適切ではないのだろうが、本当に入門という感じの新書でした。 現代視点から(もちろん当時も尊重されるべきだった)人権的な問題やジェンダー問題にも絡めているけれど、そこまで突っ込まれているわけでもないの...
帯には「入門の決定版」とあったのですね。 普通のことしか書いていないという言い方は適切ではないのだろうが、本当に入門という感じの新書でした。 現代視点から(もちろん当時も尊重されるべきだった)人権的な問題やジェンダー問題にも絡めているけれど、そこまで突っ込まれているわけでもないので身構えずに読めると思います。 本書で新しく知る事ができた事は特にないです。ごめんなさい。
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