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GENIUS MAKERS Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語
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GENIUS MAKERS Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語

ケイド・メッツ(著者), 小金輝彦(訳者)

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GENIUS MAKERS Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 CCCメディアハウス
発売年月日 2021/10/19
JAN 9784484211107

GENIUS MAKERS

¥220

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2023/08/19

【私はどちらかというと、どうやって解決すればいいかがわかるような問題に力を注ぎたい】(文中より引用) 日々その発展が報じられ、多くの期待と不安の眼差しを集めている人工知能(AI)。数十年にわたる歴史的過程において、その歩みに大きく貢献してきた「天才(ジーニアス)」たちの物語を記...

【私はどちらかというと、どうやって解決すればいいかがわかるような問題に力を注ぎたい】(文中より引用) 日々その発展が報じられ、多くの期待と不安の眼差しを集めている人工知能(AI)。数十年にわたる歴史的過程において、その歩みに大きく貢献してきた「天才(ジーニアス)」たちの物語を記した一冊です。著者は、「ニューヨーク・タイムズ」のテクノロジー担当記者であるケイド・メッツ。訳者は、ラトガース大学でMBAを取得した小金輝彦。原題は、『Genium Makers: The Mavericks Who Brought AI to Google, Facebook, and the World』。 AIというと、どうしてもテクノロジーの極点のような印象を受けてしまいますが、その開発・発展の裏側には、どこまでも人間らしいドラマが潜んでいたんだなと思い知らされました。現在進行中の流れを大づかみで知る上でも非常に有益な一冊だったと思います。 「あ、こことここがこうつながるんだ」という驚きに満ちた一冊でした☆5つ

Posted by ブクログ

2023/01/13

現在は第3次AIブームということらしい。そんな超知能と言えるAIを、人生を懸けて作り出す天才たちの物語だ。 AI研究のブームは過去2度ほどあったらしいが、ある壁を超えられずにそのまま下火になっていたらしい。 その間も情熱をかけ続け、壁に挑み続けた人がいたからこそ、今の第3次ブーム...

現在は第3次AIブームということらしい。そんな超知能と言えるAIを、人生を懸けて作り出す天才たちの物語だ。 AI研究のブームは過去2度ほどあったらしいが、ある壁を超えられずにそのまま下火になっていたらしい。 その間も情熱をかけ続け、壁に挑み続けた人がいたからこそ、今の第3次ブームがある。 まさに「ディープラーニング」が画期的なブレイクスルーと言われているが、実は概念自体は第1次AIブームの時に誕生していたらしい。 すでに60年以上の歴史を経てブレイクスルーに至った訳であるが、その間に諦めずに研究を続けたきた人たちが存在するということなのだ。 周囲からは「まだそんな研究をやっていたのか?」「すでにダメな理論だと証明されていたはずでは?」など、言われ続けたらしい。 ここまで来ると、信念を超えて意地や根性と言えるかもしれないが、それがこうして花開くのだから人生とは不思議なものである。 そして今はこれらAI研究者の人材獲得合戦が超過熱している状態なのだ。 GAFAに限らず中国企業も触手を伸ばしている。 研究者がどこの企業で働くのかは、高額な報酬だけでは決まらない。 研究者にとって最適な環境を用意できるのか。 そもそもの研究費用や、研究内容をどこまで自分たちでハンドリングさせてもらえるのか。 そういう要素の一つ一つが研究者にとっては非常に重要なのだ。 企業にとっても、トップのAI研究者は世界中を見てもほんの一握りの人間しかいない。 (本書で登場する人物は、まさにそれら「一握りの人間」の人たちだ) プロスポーツでのトップアスリートを獲得するのと同じことだ。 最終的にGoogleに買収されたDeepMind社のことも出てくるが、その経緯は本当にドラマチックだと思う。 その時点では影も形にもなっていない、それこそ研究者の頭の中にしかイメージされていないものに対して、とんでもない金額のオファーをするのだからものすごいことだと思う。 オファーする側の企業も、いくら形が無いとはいえ、純粋なギャンブルという訳にはいかない。 DeepMind社デミス・ハサビス氏が考える未来世界のイメージに対して、一体どこまでそれを信じることが出来るのか。そこに賭けるということなのだと思う。 彼らが考えているAIが、数年後に実現した時、一体どんな社会が訪れるのだろうか。 その時にオファーした企業たちは買収合戦に敗れた訳であるが、Microsoftやバイドゥなども未来にはどんな企業に変化しているだろうか。 今の流れを見てみると、彼らトップ研究者たちの考えでは、開発したAIを特定の企業だけで独占使用させることを考えていない。 あくまでも人類の発展のために役立てるべきであって、企業が独占すべきではないという考えだ。 それはWeb3の流れも同様であるため、腹落ちはしやすい。 「中央集権」ではなく「分散化の世界」に向かっていることは間違いない。 そうなった場合は「企業」という存在意義も大きく変化してしまうはずだ。 我々一般人が見ている世界と、天才研究者の見ている世界はどこまで違うのだろうか。 だからこそ、間違った方向に行ってほしくない。 ただでさえAIはブラックボックスとなっており、出てくる回答に対して「なぜその答えを導き出したか」は調べようがない状態になっている。 あくまでも「統計上・計算上、そういう結果が出た」というだけに過ぎない。 ビル・ゲイツもイーロン・マスクもAIの危険性については再三指摘している。 指示された命令に対して、AIが暴走した際どうするのか。 その時に、止める手立てが本当にあるのだろうか。 例えAI開発の流れが不可逆だとしても、より慎重に、危険を取り除きながら開発を進めることは出来るかもしれない。 人間がAIを使うのか。それともAIに使われるのか。 いずれにしても、ほんの一握りの彼ら研究者たちが人類の未来に大きな影響を与えることは間違いない。 素人ながら、AIの進化については引き続き追いかけていきたいと思う。 (2022/12/24)

Posted by ブクログ

2022/02/15

AI(AGI)の進化とそれに伴う人間模様が詳細に記録されている。 あるパラグラムを読めばとても面白く感じるかもしれない。しかし、全体を読むとなると、まるで新聞記事を読み続けるようなものでとにかく退屈。あちこち入り乱れる人物はキャラの描きこみはなく、ただそれぞれが行った事実の羅列が...

AI(AGI)の進化とそれに伴う人間模様が詳細に記録されている。 あるパラグラムを読めばとても面白く感じるかもしれない。しかし、全体を読むとなると、まるで新聞記事を読み続けるようなものでとにかく退屈。あちこち入り乱れる人物はキャラの描きこみはなく、ただそれぞれが行った事実の羅列があるだけ。会社の変遷も、話が飛びすぎて全く全体像がつかめない。 事実を記録しているのだから仕方がないかもしれないが、これは小説ではなくスクラップブックを読むようなもので、味気なく退屈。日本語訳の硬さも原因の一つかもしれない。

Posted by ブクログ