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ひねもすなむなむ 幻冬舎文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2021/10/07 |
| JAN | 9784344431355 |

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ひねもすなむなむ
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商品レビュー
4.4
18件のお客様レビュー
2021年出版、365ページ(文庫版)。人と人との繋がり、肉親をも含めて苦悩や葛藤が渦巻く。苦悶しつつ、やがて赦し許容する、その過程を仏門に生きる若き僧侶と寺を舞台として描いた作品。物語の展開の中心となる岩手・東北弁と、中心人物の故郷の高知の訛りが程よく織り交ぜられて、物語に温か...
2021年出版、365ページ(文庫版)。人と人との繋がり、肉親をも含めて苦悩や葛藤が渦巻く。苦悶しつつ、やがて赦し許容する、その過程を仏門に生きる若き僧侶と寺を舞台として描いた作品。物語の展開の中心となる岩手・東北弁と、中心人物の故郷の高知の訛りが程よく織り交ぜられて、物語に温かさと現実感を与えている印象。展開は少しミステリーチックで、上手く引き込んでくれる。
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還暦を過ぎてから、仏教が身近に感じる様になった昨今、友人よりこの本を紹介されてたちどころに読んでしまいました。 なかなか感動する本でした。あたしの祖父も岩手の海岸沿いのお寺の住職だったので、時代がだいぶ違うけれど… 興味深く読めました。親戚は絶えてしまいましたが、この本を読ん...
還暦を過ぎてから、仏教が身近に感じる様になった昨今、友人よりこの本を紹介されてたちどころに読んでしまいました。 なかなか感動する本でした。あたしの祖父も岩手の海岸沿いのお寺の住職だったので、時代がだいぶ違うけれど… 興味深く読めました。親戚は絶えてしまいましたが、この本を読んで先祖が眠る岩手のお寺に御墓参りに行かねばと思わせてもらいました。
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『ひねもすなむなむ』 名取佐和子 『ペンギン鉄道』シリーズや『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』などの著書のある名取佐和子さん、令和3年の作品になります。 ひらがなのタイトルと表紙のイラストから、ほっこりとしたお話を想像しましたが、ちょっと違っていました。...
『ひねもすなむなむ』 名取佐和子 『ペンギン鉄道』シリーズや『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』などの著書のある名取佐和子さん、令和3年の作品になります。 ひらがなのタイトルと表紙のイラストから、ほっこりとしたお話を想像しましたが、ちょっと違っていました。最近お寺が題材となったコミカルな要素のラノベから日常の謎解きと愉しんできましたが、名取さんの本はまた一味違った人間味の深い小説でした。 25歳の独り身の僧侶仁心は、自身の居場所を求めるように、高知のお寺から岩手のお寺へ移ります。約1年を通して、僧侶として学びながら人としても成長していく中で、周囲の人々や仁心のそれぞれ抱える悩みが描かれています。 “後悔のない人生なんてない。「今」を生きるための力をくれる物語。“ 読みながら、大人はもちろん、高校生くらいの方にもおすすめしたい本だなぁと感じました。 仁心が移ったのは岩手県のお寺、鐘丈寺(しょうじょうじ)。募集要項には住職候補、住み込み、仕事内容には法要(法事・葬儀・納骨)の実務、事務、檀家・参拝者への対応等があります。(檀家さんに支えられている、お墓のある小さなお寺さんですね。)住職についているのは田貫恵快(たぬきけいかい)さん。38歳の年齢よりは若く見える青年のような僧侶です。早い時点で余命が一年であることが明かされます。そんな住職を側で支えているのは、見た目のイカツイ雰囲気の檀家総代の桜庭虎太郎さん。一切を手伝いながら取り仕切ってくれています。 仁心に対して最初のうちは当たりがキツイところもありましたが…。 高校生の孫娘千蓮ちゃんと二人で暮らす桜庭さん、住職の田貫さん、周囲の人々にも、それぞれに”過去”があり、物語が進むにつれ少しずつ”過去”が解かれていきます。そしてまた、過去にとらわれ固執していた仁心の心も。 東北の震災にも触れているところがあります。その他にも、仁心も15歳で自分の居場所を求めて仏門に入るという選択をした家族背景であったり、深く感じ入るところがありました。(「そうぞ、お達者で」で涙が溢れだしました、) ネタバレにならないようにこの辺りで、、、 最終章「彼岸まで」。 前住職(田貫さん)が、住職となった仁心に伝え遺したことばより。 「”死者を弔うことで、生者を救えるときがある。僕らはそういう仕事をしてるんだ”」 ー未来を見れば、不安になる。過去を見れば、後悔する。今だけをみるといいよ。ー 温もりの感じられる本でした。(合掌) (鐘丈寺には狸のような猫も登場しています。(=^ェ^=)「名無し君」と呼んでいた田貫さん、切ないです、、)
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