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砂に埋もれる犬
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砂に埋もれる犬

桐野夏生(著者)

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砂に埋もれる犬

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/10/07
JAN 9784022517937

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商品レビュー

4.1

146件のお客様レビュー

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2026/03/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて心が痛かった。 優真にとっての「普通」は母親から毛嫌いされ、母親の彼氏から殴られ、今日を生きるために飢えと戦う日々で、どうして母親が優しくしてくれないのか納得できなくて。学校に行っても明らかに「普通」ではないから周りの子たちにいじめられて、どこにも自分の味方はいない。目加田夫妻はあくまでも他人だから心を開くことができなくて。自分の感情の行き場を失った先に見つけた、裕福な家庭で愛情込められて育った花梨という存在は憧れの対象であると同時に劣等感を生む対象でもあったんだと思う。やるせない感情が積もった結果最終的に攻撃的な感情に行き着いてしまったけれど、最後に洋子を傷つけ、洋子からの愛情を感じることでやっと少しだけ救われることができたのかなと思う。始めから「普通」と違っていたから友達の作り方なんて分からないしいたこともないのに、急に学校に馴染めだとか、友達を作れなんて言われても優真からしたらただ困惑するだけ。それなのに、それを理解されずまた孤立していく優真が本当に可哀想で、1人でも優真の本音を聞いてあげられる存在がそばにいて欲しかったと思う。優真のやるせない感情が少しだけ理解できて最後は涙が止まらなかった。 他人を引き取るということがどれほど難しいことか、貧困やネグレクト、優真の生きづらさを生々しく描いている小説だった。

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2025/10/15

分厚い本だが読みやすかった。 色々考えながら読んだ。重い内容だった。 育児放棄で育った亜紀 亜紀も育児放棄、虐待、貧困、 息子の優真12歳の時に保護され 目加田の家に里親となる。 育児放棄され育った優真は家庭の愛情も社会の秩序を知らないので色々問題を起こす。 フィクションだけ...

分厚い本だが読みやすかった。 色々考えながら読んだ。重い内容だった。 育児放棄で育った亜紀 亜紀も育児放棄、虐待、貧困、 息子の優真12歳の時に保護され 目加田の家に里親となる。 育児放棄され育った優真は家庭の愛情も社会の秩序を知らないので色々問題を起こす。 フィクションだけどありそうな話し 私の頭の中はぐるぐる。 その後が気になるので続編が出たら是非読みたい。

Posted by ブクログ

2025/08/05

かなり読み応えのある本で夢中になって一気に読み終わった。ネグレクト、虐待の連鎖について考えさせられる。主人公の優真の目線から、育児放棄してしまう母の目線から、そして優真の里親となった男性の目線から、それぞれの感情がとても繊細に描かれている。最初は、優真は自立してて賢くて、すごい、...

かなり読み応えのある本で夢中になって一気に読み終わった。ネグレクト、虐待の連鎖について考えさせられる。主人公の優真の目線から、育児放棄してしまう母の目線から、そして優真の里親となった男性の目線から、それぞれの感情がとても繊細に描かれている。最初は、優真は自立してて賢くて、すごい、正常だと感じる。でもそれは、私たちにとっての「正常」であって、それを逸脱し始めるとハラハラしてしまう。クラスメイトの女の子に執着しはじめるところから、雲行きがおかしくなり始め、度がすぎる女性嫌悪、性衝動や殺したい欲求…呆然としてしまった。よく殺人鬼とかが、昔虐待されてて…という過去を持ってることがあるが、こういう思考回路から信じられないような事件を起こしてしまうんだろうなと思った。里親として見守る母親は、もがき苦しむ優真の全てを引っくるめて受け入れようとする。その器の大きさも凄いし、ここで虐待の連鎖が断ち切れるといいな…と思った。

Posted by ブクログ