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くらしのアナキズム
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くらしのアナキズム

松村圭一郎(著者)

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くらしのアナキズム

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ミシマ社
発売年月日 2021/09/24
JAN 9784909394576

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商品レビュー

3.7

42件のお客様レビュー

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2024/04/30

アナキズムとは危険思想ではない。政治も経済も機能しなくなった世界への備えである。大震災やパンデミックを経験したからこそわかる、国家が無政府状態に陥った時のための、日頃からのコミュニティの耕しかた、民主主義の有り様など、瞠目する示唆が満載。

Posted by ブクログ

2024/04/06

人類の長い歴史から見れば国家ができたのは最近。国家がなくても大混乱にはならない(マダガスカルの小さな町・エチオピアの村)。自然災害が起きると、国家の機能は一時的に機能麻痺に陥る。アナキズムは達成すべき目標ではない。しかし、身近な暮らしから(下から)公共をつくるとき、その知恵を得る...

人類の長い歴史から見れば国家ができたのは最近。国家がなくても大混乱にはならない(マダガスカルの小さな町・エチオピアの村)。自然災害が起きると、国家の機能は一時的に機能麻痺に陥る。アナキズムは達成すべき目標ではない。しかし、身近な暮らしから(下から)公共をつくるとき、その知恵を得るための出発点になる。

Posted by ブクログ

2024/03/09

タイトルの印象と反して(?)、民主主義というものが何なのか自分なりに納得できた一冊。そうだよなー、多数決が民主主義だと思ってたけど、それによって切り捨てられる人たちがいるなら、全然民主主義とは言えない。そして民主主義誕生以前の未開社会がそれを乗り越える工夫を持っていたとは!という...

タイトルの印象と反して(?)、民主主義というものが何なのか自分なりに納得できた一冊。そうだよなー、多数決が民主主義だと思ってたけど、それによって切り捨てられる人たちがいるなら、全然民主主義とは言えない。そして民主主義誕生以前の未開社会がそれを乗り越える工夫を持っていたとは!という驚き。 とはいえ、本書の著者が認める通り(p.230)「複雑で厳しい現実を前にどうしたらよいのか、処方箋になる具体策」が示されているわけではないかもしれない。でも大きなヒントがあるように感じた。 個人的にはp.66あたり、オードリー・タンの引用などが印象に残る。自分なりに解釈すると「政治」の目的というのは、タンの言う「誰もが安全だと感じる居場所」を準備することだ。だから、その意味で政治の現場というのは、議会や選挙では全くない。そう考えると、先日読んだ「水車小屋のネネ」を思い出してしまって、あの登場人物たちはお互いに、みんなで「安全な居場所」を得るために懸命になっていたよな、と。本書の一つのケーススタディのようにも感じた。 本書が大きく下敷きにしたデヴィッド・グレーバーは、気になりつつまだ読んだことがないけど、どれも刺激的で面白そう。ジェームズ・スコットの『実践日々のアナキズム』も読んでみたいし、オードリー・タンや台湾の「ひまわり学生運動」のことも改めてもっと知ってみたい。

Posted by ブクログ

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