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地下鉄のザジ 新版 中公文庫
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地下鉄のザジ 新版 中公文庫

レーモン・クノー(著者), 生田耕作(訳者)

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地下鉄のザジ 新版 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/09/22
JAN 9784122071209

地下鉄のザジ 新版

¥330

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2024/06/18

 ずっと前から中公文庫に入っていたのは知っていたのだが、新版が出たことから購入、読んでみた。  母親と共にパリを訪れたザジ。母は恋人に会うためにパリに来たため、ザジは伯父のガブリエルに預けられる。彼女は地下鉄に乗ることを楽しみにしていたのだが、あいにくストのため地下鉄は動いておら...

 ずっと前から中公文庫に入っていたのは知っていたのだが、新版が出たことから購入、読んでみた。  母親と共にパリを訪れたザジ。母は恋人に会うためにパリに来たため、ザジは伯父のガブリエルに預けられる。彼女は地下鉄に乗ることを楽しみにしていたのだが、あいにくストのため地下鉄は動いておらず、仕方なく車で伯父の家に行く。しかし、おとなしくしていないザジは家を抜け出してしまうのだった。  「けつ喰らえ」が口癖のように、ザジはちょっと下品でおしゃまな女の子。そして彼女の周りに現れる大人たちは、伯父のガブリエルを始め皆かなりおかしな連中ばかりで、ザジに負けず劣らず口汚い。始めのうちは人物の関係性などが分かりづらかったが、ほとんど会話で進んでいくので、途中からは展開にのれるようになってきた。    奇妙な冒険を乗り越えて母と再会したザジは、母から「何をしたの?」と聞かれ、「年をとったわ」と答える。いい終わり方だ!  本書には、植草甚一のルイ・マルの映画「地下鉄のザジ」についての映画評が付されている。実に魅力的な紹介で、映画も是非観たくなった。

Posted by ブクログ

2023/01/13

昔からそうなのだけど、こういう小説を面白いと言える人になりたいと願っています。そして、昔も今も、面白いと言えない私です。 この小説の良さの分かる人になりたいと願うばかりです。

Posted by ブクログ

2021/09/10

地下鉄に乗ることを楽しみにパリを訪れた少女ザジ。ストで念願かなわず、街で奇妙な二日間を過ごす。文学に新地平を拓いた前衛小説。〈新版解説〉千野帽子

Posted by ブクログ

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